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2005年 > 6月3日
オヤヂ再生計画 〜肉体編〜
昨年のちょうど今頃,ガレージが2台分ある家に引越しすることになり,我家にも2台目のクルマを買おうということになりました。最初は嫁さんの専用車を買うことになっていたものの,嫁さんの気に入るクルマがなかったことと,おとーさんの必死の水面下工作により形勢逆転,おとーさんの専用車を買うことになったわけです ( ̄ー ̄)v。
それまでウチにはずっとクルマが1台しかなく,当然それはファミリーカーを兼ねているわけで,せいぜいスポーツワゴンを買って足回りとかいじくり回し,嫁さんの目を盗んで峠に走りに行くぐらいがいいとこで,キチンとした競技車で公式競技に復帰するなんて夢のまた夢でした。ウチの嫁さんAT免許だから,AT車しか買えないし。
でも,願う力が強ければ夢はかなう,とか。
毎日毎日満員電車を3本乗り継いで職場に行き,昼飯食う間もなくまる1日仕事をしてへロへロになって,帰りはまた電車を乗り継いで,終バスが出てしまえば駅から30分かけて歩いて帰らざるを得ないというご苦労様な毎日(まあ,リーマンとしては標準的な生活でしょうが)を嫁様と神様が見かねたのかもしれません。
そして,おとーさんの手元にはDC2インテグラ「不惑号」がやってきました。
しかしこのクルマで競技に復帰するにあたってどうしても超えなければならない壁がいくつか。
そのうちの一つが「体力の問題」でした。
おとーさん,この時点で40歳直前だったわけですが,肉体年齢は60歳直前じゃないか,っつーぐらい体力の衰えを感じておりました。
何せ,運動会で息子を肩車して走ってたら足がもつれて親子ダイビング。大事な息子を3メートルほど前方に放り投げてしまう始末。
ええ,泣かれましたよ。息子に。「痛い〜」って。
で,自分でも泣きましたよ。「痛過ぎる〜」って (;´д⊂)
たまに職場で2階→7階とか階段上がろうとすると,4階あたりで遭難しそうになります。
だからそれからはもっぱらエレベータですよ。どんなに急いでてもエレベータ。
下手すりゃ下りでもエレベータ。だって足がもつれるんだもん (;´д⊂)
娘に鉄棒教えてって言われて行った近所の公園で。
何気なく娘の隣の鉄棒で懸垂しようとしたら,2回目で腕の筋肉が激痛。
つ,つってるよつってるよ,腕つってるよ,きゃー,いててててて,(;´д⊂)なわけで。
...こ,これはまずい。いくらなんでも衰えすぎ ((((゜Д゜;))))。
と,常々感じているところに不惑インテ号に乗り始めて。
実際にロックトゥロックしようとしてもすぐに手が上がらなくなってくるし(→昨年9月の日記)。
タイヤ交換しただけで腰や背中が痛くなるし(→今年2月の日記)
ダメです。すでにジジイです...衰えきってます _│ ̄│○
「肉体改造」これしかないです。
つーても,ショッカーやダーク団に改造依頼するわけにもいかず。依頼しても却下間違いなし。
自分でコツコツ改造するしかありまへん。
...ということで腕立て伏せやスクワットを毎日やり始めました。
手首が痛くなったり,踵の古傷の痛みが再発したりで大変でしたが,今でもだいたい毎日ちょっとずつ続けております。まあ時間にするとせいぜい15分ぐらいでしょうけど。
継続は力なり,と言いますが,実際たかだか15分でも毎日やってると効果はあるもので。
最初は連続10回ぐらいしかできなかった腕立て伏せも30-40回は平気になりました。
ロックトゥロックの速さも12年前のレベルには戻りました。
職場でも2階⇔7階ぐらいなら全くエレベータ使わなくなりました。
少々走ってもぜいぜい言わなくなりました。
そして気がつくと何やら腕から肩にかけて筋肉がモリモリに ( ̄ー ̄)
まあ,元が上半身ヒョロヒョロでしたのでモリモリっつーても大したことはないのですが。
ある日の風呂上り,子供らに日々の鍛錬の成果を見せながら「どーだすごい筋肉だろー,マッチョだろー」と自慢してたら,嫁さんに,
「あんたぐらいのはマッチョじゃなくて"ちょろまっちょ"でしょ」と言われました。
ちょろまっちょ ですか...
でもこのネーミング,ちょっと気に入ってしまったので,今度の練習会でエントリー名にしたり(笑)。
みなさん,これからは私を「ちょろまっちょ不惑」と呼んで下さい(爆)。
そして先日。
久々に平日休みがとれたので,嫁さんと二人で某ラウンド・ワンへ行ってきたのですが。
3時間みっちりバッティングで打ち込み,ストラック・アウトで投げ込み,その他嫁さんを相手にテニスとかバドミントンとかやりまくってきました。
ここだけの話ですが,ウチの嫁さんは30台前半。
40台に足を踏み入れたジジイを普段はバカにしまくってます。
しかし...
結果は...
全競技においてちょろまっちょの勝ち!ぱんぱかぱーん。
っつーか,特に体育会系でもないフツー人の嫁さんに勝っても仕方ないわけですが(笑)。
で,次の日の朝には第2ラウンド
「筋肉痛合戦」が開催されたわけです。
普段から運動不足で使ってない筋肉を3時間酷使した次の朝,どれほどの筋肉痛が全身を襲うか,若いモンにゃ分かるまい ( ̄ー ̄;) そりゃもう,地獄の苦しみなわけで。
嫁さん>う...いたた...起きれん...
おとーさん>ふふふ...ざまあみろー,おいらなんか,ちゃーんと起きれるもんねー
ということで,第2ラウンドもちょろまっちょの勝ち!
しかしここには落とし穴が。
この日は,どこにも痛みが出ず元気に出勤して行くおとーさんを,シップ臭い嫁さんがよろよろしながら恨めしげに見送ったわけですが...次の日の朝。
おとーさん>お...おいらも痛くて起きれねえー (;´д⊂)
嫁さん>ざまあみろ,ちょろまっちょめ!
結局第3ラウンドで同点に追いつかれてしまいましたとさ。
原因は背筋や腹筋の鍛錬不足。
バケットシートに乗ってるとあまり体幹の筋肉は使わないかなと思ってたし。
でもこれじゃいけない。
オヤヂ再生の道はまだまだ険しいようです。
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オヤヂ再生計画 〜肉体編〜
昨年のちょうど今頃,ガレージが2台分ある家に引越しすることになり,我家にも2台目のクルマを買おうということになりました。最初は嫁さんの専用車を買うことになっていたものの,嫁さんの気に入るクルマがなかったことと,おとーさんの必死の水面下工作により形勢逆転,おとーさんの専用車を買うことになったわけです ( ̄ー ̄)v。
それまでウチにはずっとクルマが1台しかなく,当然それはファミリーカーを兼ねているわけで,せいぜいスポーツワゴンを買って足回りとかいじくり回し,嫁さんの目を盗んで峠に走りに行くぐらいがいいとこで,キチンとした競技車で公式競技に復帰するなんて夢のまた夢でした。ウチの嫁さんAT免許だから,AT車しか買えないし。
でも,願う力が強ければ夢はかなう,とか。
毎日毎日満員電車を3本乗り継いで職場に行き,昼飯食う間もなくまる1日仕事をしてへロへロになって,帰りはまた電車を乗り継いで,終バスが出てしまえば駅から30分かけて歩いて帰らざるを得ないというご苦労様な毎日(まあ,リーマンとしては標準的な生活でしょうが)を嫁様と神様が見かねたのかもしれません。
そして,おとーさんの手元にはDC2インテグラ「不惑号」がやってきました。
しかしこのクルマで競技に復帰するにあたってどうしても超えなければならない壁がいくつか。
そのうちの一つが「体力の問題」でした。
おとーさん,この時点で40歳直前だったわけですが,肉体年齢は60歳直前じゃないか,っつーぐらい体力の衰えを感じておりました。
何せ,運動会で息子を肩車して走ってたら足がもつれて親子ダイビング。大事な息子を3メートルほど前方に放り投げてしまう始末。
ええ,泣かれましたよ。息子に。「痛い〜」って。
で,自分でも泣きましたよ。「痛過ぎる〜」って (;´д⊂)
たまに職場で2階→7階とか階段上がろうとすると,4階あたりで遭難しそうになります。
だからそれからはもっぱらエレベータですよ。どんなに急いでてもエレベータ。
下手すりゃ下りでもエレベータ。だって足がもつれるんだもん (;´д⊂)
娘に鉄棒教えてって言われて行った近所の公園で。
何気なく娘の隣の鉄棒で懸垂しようとしたら,2回目で腕の筋肉が激痛。
つ,つってるよつってるよ,腕つってるよ,きゃー,いててててて,(;´д⊂)なわけで。
...こ,これはまずい。いくらなんでも衰えすぎ ((((゜Д゜;))))。
と,常々感じているところに不惑インテ号に乗り始めて。
実際にロックトゥロックしようとしてもすぐに手が上がらなくなってくるし(→昨年9月の日記)。
タイヤ交換しただけで腰や背中が痛くなるし(→今年2月の日記)
ダメです。すでにジジイです...衰えきってます _│ ̄│○
「肉体改造」これしかないです。
つーても,ショッカーやダーク団に改造依頼するわけにもいかず。依頼しても却下間違いなし。
自分でコツコツ改造するしかありまへん。
...ということで腕立て伏せやスクワットを毎日やり始めました。
手首が痛くなったり,踵の古傷の痛みが再発したりで大変でしたが,今でもだいたい毎日ちょっとずつ続けております。まあ時間にするとせいぜい15分ぐらいでしょうけど。
継続は力なり,と言いますが,実際たかだか15分でも毎日やってると効果はあるもので。
最初は連続10回ぐらいしかできなかった腕立て伏せも30-40回は平気になりました。
ロックトゥロックの速さも12年前のレベルには戻りました。
職場でも2階⇔7階ぐらいなら全くエレベータ使わなくなりました。
少々走ってもぜいぜい言わなくなりました。
そして気がつくと何やら腕から肩にかけて筋肉がモリモリに ( ̄ー ̄)
まあ,元が上半身ヒョロヒョロでしたのでモリモリっつーても大したことはないのですが。
ある日の風呂上り,子供らに日々の鍛錬の成果を見せながら「どーだすごい筋肉だろー,マッチョだろー」と自慢してたら,嫁さんに,
「あんたぐらいのはマッチョじゃなくて"ちょろまっちょ"でしょ」と言われました。
ちょろまっちょ ですか...
でもこのネーミング,ちょっと気に入ってしまったので,今度の練習会でエントリー名にしたり(笑)。
みなさん,これからは私を「ちょろまっちょ不惑」と呼んで下さい(爆)。
そして先日。
久々に平日休みがとれたので,嫁さんと二人で某ラウンド・ワンへ行ってきたのですが。
3時間みっちりバッティングで打ち込み,ストラック・アウトで投げ込み,その他嫁さんを相手にテニスとかバドミントンとかやりまくってきました。
ここだけの話ですが,ウチの嫁さんは30台前半。
40台に足を踏み入れたジジイを普段はバカにしまくってます。
しかし...
結果は...
全競技においてちょろまっちょの勝ち!ぱんぱかぱーん。
っつーか,特に体育会系でもないフツー人の嫁さんに勝っても仕方ないわけですが(笑)。
で,次の日の朝には第2ラウンド
「筋肉痛合戦」が開催されたわけです。
普段から運動不足で使ってない筋肉を3時間酷使した次の朝,どれほどの筋肉痛が全身を襲うか,若いモンにゃ分かるまい ( ̄ー ̄;) そりゃもう,地獄の苦しみなわけで。
嫁さん>う...いたた...起きれん...
おとーさん>ふふふ...ざまあみろー,おいらなんか,ちゃーんと起きれるもんねー
ということで,第2ラウンドもちょろまっちょの勝ち!
しかしここには落とし穴が。
この日は,どこにも痛みが出ず元気に出勤して行くおとーさんを,シップ臭い嫁さんがよろよろしながら恨めしげに見送ったわけですが...次の日の朝。
おとーさん>お...おいらも痛くて起きれねえー (;´д⊂)
嫁さん>ざまあみろ,ちょろまっちょめ!
結局第3ラウンドで同点に追いつかれてしまいましたとさ。
原因は背筋や腹筋の鍛錬不足。
バケットシートに乗ってるとあまり体幹の筋肉は使わないかなと思ってたし。
でもこれじゃいけない。
オヤヂ再生の道はまだまだ険しいようです。
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