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走れない時のトレーニング


お仕事は相変わらず忙しく,デミ助に乗るのも通勤の行き帰りだけ。お山で残業...なんていう時間もエネルギーもガソリン代も残ってません。

もちろん,土日に普通に練習会や競技本番に出かけるなんて夢のまた夢。
ちょくちょく走りに行くことのできる人がホント羨ましい。


...でも,去年の今ごろのことを思えば,好きなクルマに毎日乗ってるだけでも幸せ。
1年前は不惑インテ号を失った直後で,乗るクルマもなくほとんど死んでましたからね...

世間じゃ,走りたくても家には家族車のミニバンしかない,っていうおとーさんも多いはず。自分専用のクルマを持ってて,たまーに,ごくたまーに走りに行くことができるだけでもラッキー。
ぜいたく言わず,今の自分に合ったスタンスでクルマを楽しみましょう。


ということで,しばらく走りに行けない,って時にみなさんどうしますか?

クルマに関しては,この機にメンテをまとめてやるも良し,ドラシャのアウターを打ち換えるも良し(笑),ガードレールにゴツンした傷を自家板金するも良し,ってとこでしょうか。

気分転換にカラーリング変えたり,ステッカーチューンを楽しんだり,ってのもありでしょうね。


でもやっぱり,走ってないと「腕」が落ちるっていうのが心配 (´・ω・`)。

...ってなことを書くと,必ず「オマエ,もともと大した腕じゃねーよ」って突っ込まれると思いますが,その大したことない腕がさらに大したことなくなるのが心配なんじゃ!

もちろん,普段の通勤で運転する時も地味に基礎練はやるとして(これ大事)。
体力が極端に落ちてしまわないよう,最低限の筋トレなんかもやるとして(これも40歳を過ぎると大事。サボるとすぐに筋力落ちます)。

それでも,どうしてもクルマを振り回さないと分からない感覚ってあるじゃないですか。あの「乗ってる」「乗れてる」感覚って,しばらくクルマ乗ってないとどうしても落ちますよね...だーかーらー「もともと乗れてねーよ」とか言わないの!


全日本ジムカーナN2クラスの某・元チャンプが,クルマ乗ってない時にはプレステのGTシリーズで鬼のように走り込んでた,っていうのは有名な話。

この「ゲーム」っていうのが案外バカにならないと,おとーさんも思うんですよ。
しばらく走れない時なんかは,これで「バーチャルトレーニング」する。
いや,ギャルゲーやエロゲーじゃダメよ,たぶん(笑)。
やるならレースゲーム,しかも「リアル」が売りになってるヤツ。

有名どころでは,GT4(グランツーリスモ4)は良かったねぇ。
GT5プロローグは画像キレイだけど,まだ車種があんまりないのが寂しくって。アテンザはいいからデミ助走らせてよ。インテも,DC5はいいからDC2走らせてよ。
リアルを追求した「エンスージア」っていうのもあったけど,ハンコンないと難し杉で。

でも,こういうゲーム専用機でやるゲームは,そのゲーム機の設置場所が問題。
たいていどこの家庭でも,子供がいる家じゃ,ゲーム機はリビングに置いてあるでしょ。でもって,みんなの観るTVに接続してあったりするでしょ。そんなところで長時間レースゲームやってたら家族から非難轟々。運転に集中できないし ( ̄ー ̄;)


...ということで,おとーさんが最近やってるのは,これ。

「Level-R」っていうPC版のオンラインレースゲーム(→公式サイト)。
これなら家族の目を気にせず,自室で深夜までシコシコできる(をい)。

※残念ながらサービス終了になっちゃいました(2010年10月)。


※メインメニュー画面

回線速度やPCの必要スペックは高い目ですが,まだオープンベータ中なので完全無料
しかもクルマの挙動やコース設定が絶妙で,走ってみると結構リアルです。

レースゲームですから,もちろんオンライン対戦のレースでもって経験値とかポイントを稼いでいって,それでもってクルマを買ったり改造したりするわけです。ドベでもポイントはもらえるから大丈夫。それでも「オンライン対戦」っていうのに抵抗がある人は,必ずしもレース本番に出なくても,ミッションやライセンステスト,個人練習など一人でいくらでも走れます。

画像はかなりキレイです。単なるドライブだけでも景色を楽しめます。

同じコースでも季節や時刻を選べますし,東京をモデルにした市街地コース,ヨーロッパの田舎道をモデルにした高速コース,同じくヨーロッパの山岳地帯をモデルにした広い目の峠コース,日本の峠をモデルにした狭いコース,実際のサーキットをモデルにしたサーキットコース,ダート周回コース,障害物コースなど,選択できるコースは非常に多彩です。

それに何故かライセンステストは時間制限付きでパイロンコース走らされますし(笑)。もちろん,パイロンタッチしたら「失格です」ってなるわけで,このへんはGTシリーズの影響大。


※夜の首都高を独走



※日本のどこかの峠道。ちゃんとカーブミラーあります。



※イギリスの片田舎。雪景色がキレイ。



※ライセンステスト。なぜかパイロン,なぜかハチロク...

残念ながら現時点で使える車種はあまりありません(今後増える予定とか)。
現在実装されてるのはFFで3車種,FRで2車種,4WDで1車種,バギー車1種で,最初にマイカーとして1台選択できるのは初心者向けの4車種のみです。

おとーさんの愛車は「WIZZ」というヴィッツそっくり(笑)のコンパクトFF車で,これをコツコツとチューンしても結構速くなります。しかし一番速いのはハイパワー4駆の「SF-6」という車種で,買うだけでも相当な値段する上にチューンに手間と費用がかかるので,初心者憧れの1台です。


※クルマの購入画面

しかしこのクルマ達の挙動が結構リアルで,FFはFFのアンダーな動きをしますし,FRはすぐスピンするし,4駆はデフォルトだと全然曲がりません(笑)。軽いクルマは縁石とかコース上の枯れ枝(笑)踏むと跳ねてトラクションが抜けますし,Gの精一杯かかったところで縁石踏み過ぎるとちゃんとコケます。そして何よりうれしいのは,GTシリーズと違ってサイドターンがちゃんとできること。

GT4のように,ショックの伸び側の減衰がどうとかリアのアライメントがどうこうとかいうような細かいセッティングはできませんが,イジればそれなりに舵が効くようになったり,アンダーを消せるようになったりしますので,いろいろイジって実験もできます。


※路肩にはバンクがあったりひび割れがあったり木の枝が落ちてたり。芸が細かい(笑)。

基本的にキーボードとマウスだけでも十分操作できますが,キーボードだと操作の精度が粗くなる上,きっと熱くなってカーソルキーを傷めてしまいますので(笑),ハンコン(ハンドルコントローラー)か少なくともゲームパッドはあった方がいいでしょう。

いやぁ,こんなゲームがタダでいいの? ホントにいいの? って言いたくなるぐらい優れもののゲーム。みなさまにもぜひお勧めします(→公式サイト)。

※残念ながらサービス終了になっちゃいました(2010年10月)。


しかし,いかにリアルなゲームとはいえ,ただぼーっと2次元上でゲームをしてても大した練習にはならないかもしれません。おとーさんの場合,確かに目は疲れますが,わざと画面にカブリつきになって,ゲームの中,3Dの世界に没頭する,そして実際に身体にGがかかる感覚をイメージする,これならかなり練習になる気がするわけです。

実際に自分が走ってるイメージを頭にしっかり思い浮かべて,その上で,クルマを思いっきり振り回す。もちろん実車の動きとは大きく異なる面はありますが,イメージ力を養う効果は十分あるんじゃないかと思うんですがね。





※ゲーム「Level-R」はInvictus Games Ltd.の著作物です。また日本国内の運営権はGamepot Inc.に属しています。上記のスクリーンショットの著作権はゲーム会社に属しているため,転載や直リンクはProject不惑とは関係なく禁じられます(誰もしないと思うけど)。ご注意下さい。
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