home > diary menu > 2007年 > 2月7日

道具の進歩


さて,不惑インテ号は ショッカー ショップ にてO/H手術ちう。

することもないので...というわけでもないけど,おとーさん,今週末の連休は家族でスキー&温泉旅行の予定。


スキーっつうと,おとーさんには10年ぐらい前からずっと使っている愛用スキー板があるのですが,昨年たまたまレンタルで借りて滑ったカービングスキーの感触が非常に良かったことと,家族全員のスキー用品を新調するついでということで,おとーさんも新しいスキーを買ってもらいました。


いやぁしかし,スキーって,今はもう全部カービングスキーになってるのね。
おとーさん知りませんでした。

昔のような身長+20cmのバカ長いストレート形状のスキーなんて,もうどこにも,ない。
アレ? ナイヨナイヨ... Σ (゚Д゚;≡;゚д゚) ドコニモナイヨ......

店に並んでる板はみんな短いし,思いっきりサイドがカーブしてるし。
親切なことにトップの部分のエッジは最初から落としてあるし。
ビンディングなんて最初からついてるしね。


ブーツはまだまだ履けるので,今回は買い換えませんでしたが,見てると今のブーツはやはり昔と比べていろいろ新機能がついてるっぽい。

ボードに押されてすっかり影の薄くなったスキーですが,今でも道具はどんどん進歩してるんですねえ。おとーさん,感心しました。


でも,「道具」でこの10年に最も進歩したのは,やっぱパソコンでしょうなあ。

10年前って,確かおとーさんはNECの"PC9821Xa12"っていういわゆるPC98シリーズをまだまだありがたく使ってた時代。この機種は"98Mate"っていうシリーズだったかな。

CPUなんて「ぺんてぃあむ」ですよ。120MHzですよ。
しかもまだMMXじゃない素のぺんち。
まあ,10年前の97年ごろには200MHzのぺんちに差し替えて使ってましたが。
それでもエクセルでちょっと大きなマクロ走らせると,計算してるのが目で見えるぐらいドン臭くって,グラフ1つ描き終えるのにえらく時間かかったり。

世はまだパソ通全盛時代で,やっと無手順接続で14.4kのモデム介してネットに繋げるようになった頃。毎夜,「ねっとさーふぃん」でゑろ画像漁ってたなぁ...(´з`)y-〜 (遠い目)
っつーか今でも普通に漁ってたりするけど(血走った目)。

ハードディスクなんて,1.2GBで「いってんにギガだぜぇ!」とか熱くなってたなぁ。
外付けのSCSIのディスクでも4.3GBとかそんなんだった。
それが今じゃもう寺バイトの時代ですから...


それを思うと,ジムカーナ界の「道具」の変わってないこと変わってないこと(笑)。

不惑インテ号も96年製だし。もうガキなら小学校高学年かよ!みたいな。

今でもシティとかSWとかCR-Xとか普通〜に速いし。

ってか,ハチロク走ってても珍しくないし。

そういや,TE27レビンの人もいるし(笑)。


もちろんクルマもどんどん進化してて,最近のクルマの便利装備・安全装備ってホントすごい。
HDDナビとかETCなんて10年前にはあり得ねえぇっ!ってカンジだし,サイドエアバッグって何よっ!てカンジだし...え?ナビ自体は10年前にはもうあったっけ?

でも,結局速く走るために大事なパワー,軽さ,操作性とか,クルマの本質的な部分は大して進歩してないのね。装備が充実すればするほど重くなるしね,クルマって。


フォーミュラカーとかWRCとかのクルマっていうのはどんどん進化してるわけだし,クルマを速くする技術っていうのは進歩してるはず。それなのに,ジムカーナのような市販車ベースの草の根競技で出場車が旧車ばかりっていうのは,メーカーが「速いクルマ」を作ることに情熱を失い「売れるクルマ」ばっかり作ってるから...なんでしょうね。まあメーカーも商売だから,一部の人間しか喜ばないクルマなんて,作りたくても作れないんだろうけど。


クルマっていう道具に何を求めるかは人それぞれで,「楽しさ」とか「便利さ」「快適さ」を求める人が多いのは当たり前だし,「安全性」や「経済性」を何よりも重視する人も,そりゃ多いでしょう。でも,もうちょっと本気で「速さ」に対してとんがったクルマを作ってくれてもいいと思うけどなあ...PCはこんなにケタ違いに速くなったのに...

まあ何ぼPCが速くなっても事故は起こらんか,そうか(笑)。


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