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2007年 > 4月13日
おいらのオイル その２
さーて，2007年度ジムカーナ近畿地区ミドルシリーズ第2戦まであと2日となりました。
毎晩家に帰ってメシ食って子供達を風呂に入れてからですな，嫁さんのすっごい冷たい視線を感じながらガレージに下りてって，ご近所に怪しまれぬようシャッターを閉め，その中に遅くまでこもってゴチャゴチャ準備を進めてきたおとーさんなわけですが，どうやら今回は準備が間に合って，どうしてもやらなければならない作業は金曜の夜で終了しました。
今回も基本セッティングはいつものままです。
まあ，さすがに姫路戦ではサイドターン重視のセッティングに微調整してましたので，これは元のセッティングに戻して。
タイヤは姫路戦で使ったズタボロのタイヤを再利用（汗）。
タイヤの表裏で組間違いがないか確認して（まだやってる）。
エアクリは本番用のモノに取り替えて。
ホントはプラグも普段用と本番用を用意したいけど金ないので今回はパス。
足回りのネジ緩んでないか確認して。
音の出てるシャフトはスペアに交換して。
．．．とまあ，いつもこんなカンジで準備をするわけですが。
いつもと同じルーチン作業の中で，実は今回，目玉商品があーる。
それは，オ・イ・ル。
スカラシップでサポートいただいてるたく爺さんから，前回の優勝のご褒美でASHオイルのレーシングスペック品（10W40）をいただいちゃった。これを今回使います。
10W40という粘度を聞いた時には「マジ？」と思いましたが，0W20を使った時もいい意味で予想と大きく違ったので，たく爺さんのお勧めに従うことに。
というか主にこの「レーシング」という言葉に魅かれたわけですが（笑）。
しかしこのASHブランドのオイルはお世辞抜きに優秀で，年末に換えて4000kmぐらい走った0W20が全然ヘタってない。もちろん姫路の優勝もこのオイルです。
まだまだ何ぼでも7000kmでも10000kmでも走れそうでしたが，おとーさんは「レーシング」に魅せられてしまったためあっさり交換。でもマジで抜いたオイルを家族用車のアテンザにそのまままた入れようかどうしようか悩みました（笑）。
0W20は低粘度でホントにシャバシャバの感じでしたが，10W40はさすがに若干トロっとした感じ。でも粘度の数字から受ける印象と比べるとサラサラのオイルですね。
ワクワクしながら交換して，翌朝の出勤時。
．．．ん？ ．．．んんん？ ．．．んんんんん？
こ，これは．．． (￣ー￣)ニヤリ
正直言うと，最初に0W20を試した時ほどのインパクトはありませんでした。でもそれは0W20がどれだけすごいかということで，この10W40の良さは別にある。
それは．．．低中速のトルクですね。
たとえば，これまで4速だと何となくトロくって3速にシフトダウンしてたようななだらかな坂道でも，気づかないうちに4速のまますーっと行ってたり。
渋滞の中の低速運転でも，勝手にクルマがすーっと前に出る感じですね。
ミスって回転をドロップしてもクルマが勝手にフォローしてくれそうな予感。
また，エンジンを8000回転までぎゃーんと回しても，0W20だとやはり「回してる」というカンジがあったけど，この「レーシング」だと何だかラクに回ってしまって，8000回転？ 何それ？ 800回転の間違い？ ってカンジで，まだまだ余裕があって10000回転ぐらいまで何事もなくラクに回ってしまいそうなカンジ。
大人の余裕ってカンジですか。
懐の深い，少々のことでは動じない，地に足のどっしりついたオイルっていうか（意味不明）。
これらをまとめると，0W20のレスポンスの良さはそのままに，低中速トルクとオイル全体の余裕をぐっと増したオイルということです。やはり「レーシング」は違う！
しかも「非売品です」とかそんなフザケタことは言わない。置いてる店は限られますが，ちゃんと市販してます（近所で見つからない人はたく爺レーシングさんの>通販をご利用下さい）。
また今回はASHブランドのギアオイルもいただいたので，こいつも交換。
こちらは75W90という標準的な粘度のもの。ミッションは2月にO/Hから上がってきたところなので，こちらもオイルはヘタってない状態でしたが，むしろ比較するには都合がいいのであっさり交換。
ギアオイルの印象は．．．
シフト感はしっかりしていて，カチッとした感じになります。ヘンにギアの金属表面を溶かしてヌルヌルさせているようなそういう軟らかさはありません。
かといってギアがやたらと鳴る，なんてことは皆無。むしろギアは鳴りにくいオイルです。
LSDの利きも決してバキバキいうようなものではありませんが，大事なところではしっかり利いているカンジです。
まとめると，
基本をしっかり押さえた真面目なオイル，ってカンジですか。
特別にとんがった部分はないものの，むしろそれが安心感につながります。
しっかりと仕事してくれそうなオイルです。これも「買い」ですよ，奥さん。
オイルも新しくなって，準備完了のおとーさん。
さあ，2日後の日曜日には女神様を微笑ませる走りができるのでしょうか．．．
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おいらのオイル その２
さーて，2007年度ジムカーナ近畿地区ミドルシリーズ第2戦まであと2日となりました。
毎晩家に帰ってメシ食って子供達を風呂に入れてからですな，嫁さんのすっごい冷たい視線を感じながらガレージに下りてって，ご近所に怪しまれぬようシャッターを閉め，その中に遅くまでこもってゴチャゴチャ準備を進めてきたおとーさんなわけですが，どうやら今回は準備が間に合って，どうしてもやらなければならない作業は金曜の夜で終了しました。
今回も基本セッティングはいつものままです。
まあ，さすがに姫路戦ではサイドターン重視のセッティングに微調整してましたので，これは元のセッティングに戻して。
タイヤは姫路戦で使ったズタボロのタイヤを再利用（汗）。
タイヤの表裏で組間違いがないか確認して（まだやってる）。
エアクリは本番用のモノに取り替えて。
ホントはプラグも普段用と本番用を用意したいけど金ないので今回はパス。
足回りのネジ緩んでないか確認して。
音の出てるシャフトはスペアに交換して。
．．．とまあ，いつもこんなカンジで準備をするわけですが。
いつもと同じルーチン作業の中で，実は今回，目玉商品があーる。
それは，オ・イ・ル。
スカラシップでサポートいただいてるたく爺さんから，前回の優勝のご褒美でASHオイルのレーシングスペック品（10W40）をいただいちゃった。これを今回使います。
10W40という粘度を聞いた時には「マジ？」と思いましたが，0W20を使った時もいい意味で予想と大きく違ったので，たく爺さんのお勧めに従うことに。
というか主にこの「レーシング」という言葉に魅かれたわけですが（笑）。
しかしこのASHブランドのオイルはお世辞抜きに優秀で，年末に換えて4000kmぐらい走った0W20が全然ヘタってない。もちろん姫路の優勝もこのオイルです。
まだまだ何ぼでも7000kmでも10000kmでも走れそうでしたが，おとーさんは「レーシング」に魅せられてしまったためあっさり交換。でもマジで抜いたオイルを家族用車のアテンザにそのまままた入れようかどうしようか悩みました（笑）。
0W20は低粘度でホントにシャバシャバの感じでしたが，10W40はさすがに若干トロっとした感じ。でも粘度の数字から受ける印象と比べるとサラサラのオイルですね。
ワクワクしながら交換して，翌朝の出勤時。
．．．ん？ ．．．んんん？ ．．．んんんんん？
こ，これは．．． (￣ー￣)ニヤリ
正直言うと，最初に0W20を試した時ほどのインパクトはありませんでした。でもそれは0W20がどれだけすごいかということで，この10W40の良さは別にある。
それは．．．低中速のトルクですね。
たとえば，これまで4速だと何となくトロくって3速にシフトダウンしてたようななだらかな坂道でも，気づかないうちに4速のまますーっと行ってたり。
渋滞の中の低速運転でも，勝手にクルマがすーっと前に出る感じですね。
ミスって回転をドロップしてもクルマが勝手にフォローしてくれそうな予感。
また，エンジンを8000回転までぎゃーんと回しても，0W20だとやはり「回してる」というカンジがあったけど，この「レーシング」だと何だかラクに回ってしまって，8000回転？ 何それ？ 800回転の間違い？ ってカンジで，まだまだ余裕があって10000回転ぐらいまで何事もなくラクに回ってしまいそうなカンジ。
大人の余裕ってカンジですか。
懐の深い，少々のことでは動じない，地に足のどっしりついたオイルっていうか（意味不明）。
これらをまとめると，0W20のレスポンスの良さはそのままに，低中速トルクとオイル全体の余裕をぐっと増したオイルということです。やはり「レーシング」は違う！
しかも「非売品です」とかそんなフザケタことは言わない。置いてる店は限られますが，ちゃんと市販してます（近所で見つからない人はたく爺レーシングさんの>通販をご利用下さい）。
また今回はASHブランドのギアオイルもいただいたので，こいつも交換。
こちらは75W90という標準的な粘度のもの。ミッションは2月にO/Hから上がってきたところなので，こちらもオイルはヘタってない状態でしたが，むしろ比較するには都合がいいのであっさり交換。
ギアオイルの印象は．．．
シフト感はしっかりしていて，カチッとした感じになります。ヘンにギアの金属表面を溶かしてヌルヌルさせているようなそういう軟らかさはありません。
かといってギアがやたらと鳴る，なんてことは皆無。むしろギアは鳴りにくいオイルです。
LSDの利きも決してバキバキいうようなものではありませんが，大事なところではしっかり利いているカンジです。
まとめると，
基本をしっかり押さえた真面目なオイル，ってカンジですか。
特別にとんがった部分はないものの，むしろそれが安心感につながります。
しっかりと仕事してくれそうなオイルです。これも「買い」ですよ，奥さん。
オイルも新しくなって，準備完了のおとーさん。
さあ，2日後の日曜日には女神様を微笑ませる走りができるのでしょうか．．．
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