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2006年 > 1月20日
ウソとホント
年末にオカマ掘られて壊れたお尻の治療のため不惑インテ号は入院中。
...こらこらそこのキミ,壊れたお尻つっても「痔」じゃないからね。プリザSじゃダメだから。
休みの日にもすることない。で,遅ればせながら家族と初詣に行って来たんですが,みんなでひいたオミクジはおとーさんだけしっかり「凶」。自慢じゃないが生まれてこの方,初詣のオミクジで「凶」なんてひいたことなかったぞよ。厄年は何とか乗り切ったけど,今年はまだ「後厄」とかで要注意の年らしいし,何か今年もイヤ〜な予感。嫁さんはここぞとばかり「2度あることは3度ある」とか,今おとーさんが一番聞きたくない言葉を連発するし。
そういえば,某隣国の有名研究者のセンセーとか,ホリエモンさんとか,新年早々,人生が暗転してる方もおられます。あの方たちもひょっとすると初詣のオミクジで「凶」ひいてたのか? そう思うと,おとーさん,次は俺の番か!?っつーカンジでビビリ入りまくり。
...ま,とにかく不惑号が退院してきたら,近所の成田山(交通安全で有名どころ)で大枚はたいてちゃんとお祓いしてもらっとこう。そうしましょう,そうしましょう。
で,その有名研究者のセンセーの話ですがね。
おとーさんも分野は違いますが(レベルも全然違うが)「研究者」を名乗って仕事をしてた時代がありますので,実験の結果をちょっとイジって(捏造!)みたくなる心理は分からないでもない。
というのも,よっぽど大規模な研究じゃない限り,自然科学の研究なんてメインの研究者が一人でゴソゴソやってることが多くって,実験データをちょこっと自分に都合のいいように変えたって誰にも(共同研究者にすら)分かんないことが多いんですよ。はっきり言ってすごい不透明で閉鎖的な世界。「ここの数字がもうちょっと大きかったら実験結果についてもっとはっきりモノを言えるのに...」ってな時,しかも少々数字を変えたって誰にも全く分からない時,あえてそれをしないでいるのには倫理的にしっかりした気持ちが必要です。
おとーさんはどうなのかって? そんなことやってりゃ今頃は研究者としてもうちょっと出世してるでしょうよ,ええ ヽ(´ー`)ノ
もちろん国から多額の研究費をもらって研究しながらこんなインチキやってたら,倫理がどうとかいう以前に立派な犯罪ですよ。研究をリードしてるトップの研究者がそんなことやっちゃったら,世界中のその分野の研究者がみんな間違った方向に導かれてしまうわけだしね。
たぶん件のセンセーも,最初はホンのちょっとしたところからデータを改ざんし始めて,だんだん「バレないからいいや」ってなカンジで大胆にデータ捏造するようになったんじゃないかな。しかも一度ウソでカッコいい結果を発表してしまうと,もうどんどんその方向で行かざるを得なくなるから,ウソがウソを呼んでウソの上塗りの状態になっちゃうし。
まあいったんバレてしまうと,それまでのせっかく一生懸命マジメにがんばってた頃の研究業績まで全部ウソ扱いで没になるから,もう生き返ることはできないでしょうけど。
その点,ホリエモンさんも似た所があるかもしれませんね。でもまあ一番ウソ臭いのは,昨日まで「時代の寵児」とか「日本のビルゲイツ」とか言ってもてはやしておきながら,いったんこういうことになると手の平を返したように棒持ってみんなで叩きまくる報道関係のような気もしますが(笑)。
モータースポーツの世界でも,タイムや走行結果そのものはインチキのしようがないでしょうが,クルマの改造については不透明な部分がありますね。1位のクルマが車両規定違反で失格,なんて話はジャンルを問わずちょくちょく聞きます。
これって,もちろん規定をよく知らなかったとか,誤解してたとか,そういう故意ではないものもあると思いますが,「バレないから大丈夫」っていう確信犯でやってるケースもあるんでしょうねえ。だとすると,せっかく立派な腕があってお金やら何やらの環境もそろってるのに(余計な改造するお金はあるわけだしね)実にもったいない話で。一度ウソがバレちゃえば,もう何を言っても全部ウソ臭くなるし,実際には本当に実力があったんだとしても,もうその人の株価は下がりまくり。
バレないからインチキするっていうのは,結局は自分のこれまでの本当の努力やら実力やらを台無しにしてしまう行為でもあるわけですな。ま,そもそもおとーさんの場合,たとえ青いヘッドカバーのエンジン※に積み替えたとしても,サイドターンをミスってる時点で勝てないわけだが(爆)。
やはり,際どい綱渡りを重ねて勝つんではなく,愚直に腕を磨いて行くのが正解。
「凶」のオミクジにも書いてありました。「正直を尽くすことで難を逃れ,運気は好転する」。
おとーさん,厄だろうが凶だろうが気にせず,今年も愚直にマイペースで練習を積み重ねていこうと思います。
※御存知の通りインテグラやシビック・タイプRのエンジンは赤いヘッドカバーがトレードマークですが...
もちろんジムカーナのN車両でそんなエンジン積んじゃいけません(笑)。
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ウソとホント
年末にオカマ掘られて壊れたお尻の治療のため不惑インテ号は入院中。
...こらこらそこのキミ,壊れたお尻つっても「痔」じゃないからね。プリザSじゃダメだから。
休みの日にもすることない。で,遅ればせながら家族と初詣に行って来たんですが,みんなでひいたオミクジはおとーさんだけしっかり「凶」。自慢じゃないが生まれてこの方,初詣のオミクジで「凶」なんてひいたことなかったぞよ。厄年は何とか乗り切ったけど,今年はまだ「後厄」とかで要注意の年らしいし,何か今年もイヤ〜な予感。嫁さんはここぞとばかり「2度あることは3度ある」とか,今おとーさんが一番聞きたくない言葉を連発するし。
そういえば,某隣国の有名研究者のセンセーとか,ホリエモンさんとか,新年早々,人生が暗転してる方もおられます。あの方たちもひょっとすると初詣のオミクジで「凶」ひいてたのか? そう思うと,おとーさん,次は俺の番か!?っつーカンジでビビリ入りまくり。
...ま,とにかく不惑号が退院してきたら,近所の成田山(交通安全で有名どころ)で大枚はたいてちゃんとお祓いしてもらっとこう。そうしましょう,そうしましょう。
で,その有名研究者のセンセーの話ですがね。
おとーさんも分野は違いますが(レベルも全然違うが)「研究者」を名乗って仕事をしてた時代がありますので,実験の結果をちょっとイジって(捏造!)みたくなる心理は分からないでもない。
というのも,よっぽど大規模な研究じゃない限り,自然科学の研究なんてメインの研究者が一人でゴソゴソやってることが多くって,実験データをちょこっと自分に都合のいいように変えたって誰にも(共同研究者にすら)分かんないことが多いんですよ。はっきり言ってすごい不透明で閉鎖的な世界。「ここの数字がもうちょっと大きかったら実験結果についてもっとはっきりモノを言えるのに...」ってな時,しかも少々数字を変えたって誰にも全く分からない時,あえてそれをしないでいるのには倫理的にしっかりした気持ちが必要です。
おとーさんはどうなのかって? そんなことやってりゃ今頃は研究者としてもうちょっと出世してるでしょうよ,ええ ヽ(´ー`)ノ
もちろん国から多額の研究費をもらって研究しながらこんなインチキやってたら,倫理がどうとかいう以前に立派な犯罪ですよ。研究をリードしてるトップの研究者がそんなことやっちゃったら,世界中のその分野の研究者がみんな間違った方向に導かれてしまうわけだしね。
たぶん件のセンセーも,最初はホンのちょっとしたところからデータを改ざんし始めて,だんだん「バレないからいいや」ってなカンジで大胆にデータ捏造するようになったんじゃないかな。しかも一度ウソでカッコいい結果を発表してしまうと,もうどんどんその方向で行かざるを得なくなるから,ウソがウソを呼んでウソの上塗りの状態になっちゃうし。
まあいったんバレてしまうと,それまでのせっかく一生懸命マジメにがんばってた頃の研究業績まで全部ウソ扱いで没になるから,もう生き返ることはできないでしょうけど。
その点,ホリエモンさんも似た所があるかもしれませんね。でもまあ一番ウソ臭いのは,昨日まで「時代の寵児」とか「日本のビルゲイツ」とか言ってもてはやしておきながら,いったんこういうことになると手の平を返したように棒持ってみんなで叩きまくる報道関係のような気もしますが(笑)。
モータースポーツの世界でも,タイムや走行結果そのものはインチキのしようがないでしょうが,クルマの改造については不透明な部分がありますね。1位のクルマが車両規定違反で失格,なんて話はジャンルを問わずちょくちょく聞きます。
これって,もちろん規定をよく知らなかったとか,誤解してたとか,そういう故意ではないものもあると思いますが,「バレないから大丈夫」っていう確信犯でやってるケースもあるんでしょうねえ。だとすると,せっかく立派な腕があってお金やら何やらの環境もそろってるのに(余計な改造するお金はあるわけだしね)実にもったいない話で。一度ウソがバレちゃえば,もう何を言っても全部ウソ臭くなるし,実際には本当に実力があったんだとしても,もうその人の株価は下がりまくり。
バレないからインチキするっていうのは,結局は自分のこれまでの本当の努力やら実力やらを台無しにしてしまう行為でもあるわけですな。ま,そもそもおとーさんの場合,たとえ青いヘッドカバーのエンジン※に積み替えたとしても,サイドターンをミスってる時点で勝てないわけだが(爆)。
やはり,際どい綱渡りを重ねて勝つんではなく,愚直に腕を磨いて行くのが正解。
「凶」のオミクジにも書いてありました。「正直を尽くすことで難を逃れ,運気は好転する」。
おとーさん,厄だろうが凶だろうが気にせず,今年も愚直にマイペースで練習を積み重ねていこうと思います。
※御存知の通りインテグラやシビック・タイプRのエンジンは赤いヘッドカバーがトレードマークですが...
これ↓
もちろんジムカーナのN車両でそんなエンジン積んじゃいけません(笑)。
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