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2005年 > 11月7日
謎の研修旅行
さて,サイドターンのできない中間タイム男はまだミドル最終戦の余韻の残る先週末,早速パイロンに親しむべく有給をとって北に旅立ちました。
行き先は北陸。雁が原。
ついこの間ミドルに出たばかりですから,当然ながらMy嫁さんには内緒です。2ヶ月に1回しか走りに行っちゃいけないことになってるからね。それが有給とって仕事サボってコソ練行ったりしてるのバレたら,ちょーヤヴァイ。りこ〜んかも。
したがって,旅立ちと帰還にあたっては細心の注意が必要です。要するに嫁さんにはフツーに仕事へ行ってフツーに帰って来たと思わせたい。
えー,まずタイヤやメットなどの走行に必要な荷物は「下ろすのが面倒くさい」のを装って,わざとミドル戦から帰ってからもそのまま不惑インテ号に積んだままにしておりました。これで荷物の積み下ろしで疑われることはない。あとはカバンにジーパンでも入れておいて途中のSAで着替えればOK。
雁が原は朝8時半から走れると聞いたので,本当はそのぐらいの時間に間に合うよう早朝に出発したかったわけですが,あんまり早朝でも怪しまれるので,結局嫁さんには「何かの研修で早めに出勤しなければいけない」ということにしておいて(いったい何の研修やねん),まあ7時ぐらいに家を出ようかな,と。あまり長時間走るとタイヤも減るし,10時ぐらいから走れれば十分でしょう。
クルマがぶいぶい走るようなところというのは大体においてだだっ広いところなので,この季節でも天気が良ければかなり陽に焼けます。謎の研修で1日職場で缶詰になってるはずの人間がこんがり良い色に焼けてたりしたら,敏感なMy嫁さんでなくても「どっか遊びに行ってきたんやろ!!!(σ゚д゚)σ」となることは必至なので,ちゃんと日焼け止めも用意。っつーか前からこういう目的のために強力日焼け止めクリーム持ってる(笑)。
そしてガソリンを途中で補給するとカードの使用記録からアシがつくので,携行タンクにもガソリンを満タンにして,さあ,これで準備OK。ここまで準備すれば,たとえ職場の若い女の子と「温泉研修」に行ってもバレないぞ...ってこんな馬鹿オヤジと不倫旅行しようっていう女の子なんていないわけだが。
さあ,当日の朝。
ここまで準備していたにもかかわらず,アホが30分寝坊。
嫁さんに「研修に遅刻するでっ!」と怒られながら家を出ます。いいんだよ研修ったってサイドターンの個人研修なんだから f(^-^;)
高速料金が苦しいところですが,せっかく雁が原まで行くわけだし,30分遅刻してますので,往復の時間節約のために第2京阪道→京滋バイパス→名神→北陸道のフルコースを飛ばして行きます。名神の交通量が多くてやや時間はかかりましたが,7時半に家を出てちょうど3時間後の10時半に雁が原に着きました。
おーおー,走っとる走っとる。いかにもそれっぽいクルマがそれっぽい音を出してぶいぶい走ってます。この音聞いてるだけでワクワクしてくる。おとーさん,雁が原は夏にちらっとのぞきに来た(→8/24の日記)だけで,実際に走るのは今回が初めてです。
お隣のランティスの方も大阪ナンバーでした。ご苦労様です。
とりあえずテキトーなところに駐車。荷物降ろしてタイヤ履き替え,顔には忘れず日焼け止め,横っちょの土手に上って下面のコースを覚えます。いわゆる雁が原タイムアタックのコース。
しかしおとーさん,ここですでにもう弱点露呈。
何せおとーさん,これまで名阪SLばっかり走ってきたので,パイロンだけで構成されたコースはほとんど走ったことない。つまり...まずコースを覚えられない f(^-^;) そして,ラインも全く読めない。まあ,時々ジムカ屋さんに混じって走ってるドリ屋さんなどは,全くコースを無視して走ってられるので,別に危険がなければコース通りに走らなくてもいいんでしょうけど,せっかくだからちゃんと走ってタイムも残したい。
ということでやっとこさコースを覚えて,だいたいのラインもイメージできたところでクルマに乗り込み走り出します。この日は計時をしてる方はおられなかったので,腕時計で自己計時。
さあ,行くぞ!
勢い良く走り出しますが,すぐにPT(パイロンタッチ)。
クルマを降りてズレたパイロンを置き直します。
気を取り直して走り出し...調子よく走り出したなと思ったら,今度はスラロームでまたパイロンがコケてます f(^-^;)...もう一度クルマを降りて直します。
さあ,がんばるぞ!...と思った矢先にサイドターン失敗して目の前のパイロンに真っ直ぐ突っ込みます。ごめんよパイロン君 (;´д⊂)...というか,次の走行待ちの人,ゴメンなさい。
...ってなカンジで全然まともに走れません。ダメダメです。
2-3本走ってイヤになってきたので,クルマを降りて他の方の走りを見学します。誰かがパイロン倒したら直しに行くつもりだったけど,誰もパイロン倒しません。ここでもパイロン倒しまくってるのはおとーさんだけ (;´д⊂)
しばらく休んでは走りを繰り返すうちにやっとPTせずに走れるようになってきましたが,相変わらずサイドターンはうまく決まりません。リアのエア圧をいろいろ変えてみたり,ショックの番手を変えてみたり,ターンに適したセッティングも探りながらひたすらサイドターン練習に打ち込みます。
しかし,いつもそうなんですが,不惑インテ号はしばらくサイドターン練習を繰り返すとリアブレーキの効きが悪くなってきて,極端にサイドターンの成功率が下がります。フットブレーキをかなり強めに踏んでないとリアがロックせんようになってくる。たぶん軽くフェードしてるんでしょうが,もともとややリアがロックしにくいブレーキバランスな上に,クルマのリアの限界が比較的高めのセッティングになってるので,こうなるともうターン下手のおとーさんにはお手上げ。
おとーさん,来年もクルマの基本的なセッティングや乗り方は大きく変えずに行こうと決めているものの,リアのブレーキだけはもうちょっと確実に効くものに換えた方がいいのかも。
と言ってるうちにもう12時半。ここから1時間は走行お休みなので,途中のコンビニで買ってきたお昼ゴハンをパクつき,不惑インテ号の後ろの日陰にゴロンと横になってお昼寝。
...エンジン音やスキール音が途絶えると,辺りは急にのどかな田舎の雰囲気に戻ります。
いいお天気です。11月とは思えないぐらいの陽気。
鳥がさえずり,何かの虫がぶんぶんと羽音を立て...「雁が原」の「雁」っていうのは確か冬に渡ってくる渡り鳥だったと思うけど,まだ雁が渡って来るような季節ではないような感じ。
あー,えー気持ちやー・・・ふにゃふにゃふにゃあ〜
・・・
・・・
・・・んご?
・・・
・・・
・・・んが?
・・・
・・・
・・・あ,ヨダレ垂らして寝とったがな(笑)。
お昼を食べに出てたクルマが帰ってくる物音で目が覚めました。
さあ,そろそろ午後の部スタート。
午後はまず先ほどと同じ下面のコースをマジもーどでタイムアタック2本して,その後サイドターン練習を飽きるぐらいやって,時間があったら上面コースも少し走って,だいたい3時半には帰途に着こうかなという予定。
さあ,午後の1本目。気合を入れて走り出します。
ラインをよく考え,視線をうまく先に持って行くことでだいぶ走りやすくはなりましたが,あまり全体をまとめようとすると要所のサイドをしくじってしまいます。結局サイド2ヶ所失敗でタイムは1分15秒。
たしか雁が原のサイトで,この下面コースを上手なDC2の方がSタイヤで走って1分9秒,というタイムを見ましたので,おとーさんもSタイヤを履いてる以上,たとえターンをしくじってても,もう少しタイムを詰めなければいけません。
2本目に向けてもう一度ラインを見直し。
もう少しタイトなラインを走り,かつ,スラロームやスラロームを出てすぐの右ターンであまり無理をせず高速区間で稼ぐように作戦変更。セッティングはいつものごとく一番お気に入りの基本セッティングです。
ということで2本目スタート!
さあ,近畿地区ミドル戦N2クラス中間タイム男の意地を見せるのだ! 見よ大阪商人のど根性! ってアンタ商人違うがな(笑)。
せっこう路面温度も高いのでタイヤはもうタレタレですが,がんばって狙ったラインをトレースします。やはりこの基本セッティングが自分にとっては一番走りやすい。しかしサイドは決まらん〜
っということでタイムは1分13秒半ほど。まあ初めて走ったコースだし,パイロンが大の苦手なおとーさんにしては上出来でしょう。ふ,自分に甘いな ( ̄ー ̄)
ささ,タイム測定はこのへんにしといて,後はひたすらサイドの練習っすね。
きっちりコースを追うのは止め,危険のなさそうなラインを走って,目の前に出てくるパイロンをとにかくサイドで180度回り続けます。
しかーし...
もう書かなくても分かるね。
バキン! がらがらがら〜
アウターのグンニャリ加減がなんとも言えずセクシー...(笑)
はい,いっちょあがり〜,お約束のドラシャ成仏でござい。しかし今回は何の予兆もない急死でございましたことよ。
おとーさん,こんなとこまで遠征して,まだこんなことやってるのね。
ええっとぉ...折れたのは今年9本目のドラシャっすね。あと1本で10本だぁ!わーい!
そして10分後にはいつものごとく不惑インテ号の下に潜ってるおとーさんがいるわけで。
まあ,何度も何度もやってる作業で,さすがにさっさと交換できるんですが...
さあ,もうあと30分ほど走るかどうか。
いつも持ち歩いてるスペアのドラシャは左右各1本。今1本使って,最悪もう1本もインナージョイント組み替えれば左右どちらにでも使えるんですが...おとーさん,前に左右同時にドラシャあの世に送ったことありますので...走るかどうか微妙。
何よりも今日はおとーさん,謎の研修中ですから,絶対に自走で家に帰らねばなりません。
何事もなかったかのようにフツーに帰らないと,My嫁さんに
「何じゃごるああぁ〜!どこで遊んでたんじゃごるあああぁ〜!!仕事の研修に行っとったんちゃうんかあああぁ〜!!!(σ゚д゚)σ」
って優しく追求されますから。「いや,研修は研修だけどクルマのね...」とか言ってたら頭しばかれますよ。頭のジョイント折れて成仏しますよ。
ということで,気弱なおとーさん,ちょっと早いながら3時前で撤収にかかります。
だって,頭は大事だよ〜♪
荷物片付けて,事務所のオジさんのところにお金払いに行って,スタートラインのところに誰かいたらあいさつして帰ろうかなと思ったけど,みんな走行待ちで並んでるのでそのままさようなら。うーん,もうちょっと走りたかったけど,まあセッティングの確認や練習にはなったからいいか...
帰りは途中から下道に下りようと思ってましたが...時間が微妙。何せ自宅の近所は夕方いつも渋滞してるので早く自宅近所まで帰るに越したことはない。とにかくいつもの土曜日より帰りがヘンに遅くなったりすると絶対に怪しまれるし。
ということで帰りも高速フル利用。往復で1万円以上は...高い。いくら走行料金が安くても,これじゃ滅多に行けない。次回はもっとうまく工作して下道使おう。
...てなわけで,7時半には無事家にたどり着き,謎の研修旅行はバレずに終了...でも。
さあ,またアウタージョイント発注しないと... 。・゚・(つД`)・゚・。
今度は師匠のアドバイスに従ってシャフト付のやつにしようっと。
※北陸のドライバーのみな様へ:雁が原,ありがたく利用させていただきました。キチンと運営されているのを見て,改めて感動しました。今後も時々利用させていただこうと思ってます。どうぞよろしくお願いします。
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謎の研修旅行
さて,サイドターンのできない中間タイム男はまだミドル最終戦の余韻の残る先週末,早速パイロンに親しむべく有給をとって北に旅立ちました。
行き先は北陸。雁が原。
ついこの間ミドルに出たばかりですから,当然ながらMy嫁さんには内緒です。2ヶ月に1回しか走りに行っちゃいけないことになってるからね。それが有給とって仕事サボってコソ練行ったりしてるのバレたら,ちょーヤヴァイ。りこ〜んかも。
したがって,旅立ちと帰還にあたっては細心の注意が必要です。要するに嫁さんにはフツーに仕事へ行ってフツーに帰って来たと思わせたい。
えー,まずタイヤやメットなどの走行に必要な荷物は「下ろすのが面倒くさい」のを装って,わざとミドル戦から帰ってからもそのまま不惑インテ号に積んだままにしておりました。これで荷物の積み下ろしで疑われることはない。あとはカバンにジーパンでも入れておいて途中のSAで着替えればOK。
雁が原は朝8時半から走れると聞いたので,本当はそのぐらいの時間に間に合うよう早朝に出発したかったわけですが,あんまり早朝でも怪しまれるので,結局嫁さんには「何かの研修で早めに出勤しなければいけない」ということにしておいて(いったい何の研修やねん),まあ7時ぐらいに家を出ようかな,と。あまり長時間走るとタイヤも減るし,10時ぐらいから走れれば十分でしょう。
クルマがぶいぶい走るようなところというのは大体においてだだっ広いところなので,この季節でも天気が良ければかなり陽に焼けます。謎の研修で1日職場で缶詰になってるはずの人間がこんがり良い色に焼けてたりしたら,敏感なMy嫁さんでなくても「どっか遊びに行ってきたんやろ!!!(σ゚д゚)σ」となることは必至なので,ちゃんと日焼け止めも用意。っつーか前からこういう目的のために強力日焼け止めクリーム持ってる(笑)。
そしてガソリンを途中で補給するとカードの使用記録からアシがつくので,携行タンクにもガソリンを満タンにして,さあ,これで準備OK。ここまで準備すれば,たとえ職場の若い女の子と「温泉研修」に行ってもバレないぞ...ってこんな馬鹿オヤジと不倫旅行しようっていう女の子なんていないわけだが。
さあ,当日の朝。
ここまで準備していたにもかかわらず,アホが30分寝坊。
嫁さんに「研修に遅刻するでっ!」と怒られながら家を出ます。いいんだよ研修ったってサイドターンの個人研修なんだから f(^-^;)
高速料金が苦しいところですが,せっかく雁が原まで行くわけだし,30分遅刻してますので,往復の時間節約のために第2京阪道→京滋バイパス→名神→北陸道のフルコースを飛ばして行きます。名神の交通量が多くてやや時間はかかりましたが,7時半に家を出てちょうど3時間後の10時半に雁が原に着きました。
おーおー,走っとる走っとる。いかにもそれっぽいクルマがそれっぽい音を出してぶいぶい走ってます。この音聞いてるだけでワクワクしてくる。おとーさん,雁が原は夏にちらっとのぞきに来た(→8/24の日記)だけで,実際に走るのは今回が初めてです。
お隣のランティスの方も大阪ナンバーでした。ご苦労様です。
とりあえずテキトーなところに駐車。荷物降ろしてタイヤ履き替え,顔には忘れず日焼け止め,横っちょの土手に上って下面のコースを覚えます。いわゆる雁が原タイムアタックのコース。
しかしおとーさん,ここですでにもう弱点露呈。
何せおとーさん,これまで名阪SLばっかり走ってきたので,パイロンだけで構成されたコースはほとんど走ったことない。つまり...まずコースを覚えられない f(^-^;) そして,ラインも全く読めない。まあ,時々ジムカ屋さんに混じって走ってるドリ屋さんなどは,全くコースを無視して走ってられるので,別に危険がなければコース通りに走らなくてもいいんでしょうけど,せっかくだからちゃんと走ってタイムも残したい。
ということでやっとこさコースを覚えて,だいたいのラインもイメージできたところでクルマに乗り込み走り出します。この日は計時をしてる方はおられなかったので,腕時計で自己計時。
さあ,行くぞ!
勢い良く走り出しますが,すぐにPT(パイロンタッチ)。
クルマを降りてズレたパイロンを置き直します。
気を取り直して走り出し...調子よく走り出したなと思ったら,今度はスラロームでまたパイロンがコケてます f(^-^;)...もう一度クルマを降りて直します。
さあ,がんばるぞ!...と思った矢先にサイドターン失敗して目の前のパイロンに真っ直ぐ突っ込みます。ごめんよパイロン君 (;´д⊂)...というか,次の走行待ちの人,ゴメンなさい。
...ってなカンジで全然まともに走れません。ダメダメです。
2-3本走ってイヤになってきたので,クルマを降りて他の方の走りを見学します。誰かがパイロン倒したら直しに行くつもりだったけど,誰もパイロン倒しません。ここでもパイロン倒しまくってるのはおとーさんだけ (;´д⊂)
しばらく休んでは走りを繰り返すうちにやっとPTせずに走れるようになってきましたが,相変わらずサイドターンはうまく決まりません。リアのエア圧をいろいろ変えてみたり,ショックの番手を変えてみたり,ターンに適したセッティングも探りながらひたすらサイドターン練習に打ち込みます。
しかし,いつもそうなんですが,不惑インテ号はしばらくサイドターン練習を繰り返すとリアブレーキの効きが悪くなってきて,極端にサイドターンの成功率が下がります。フットブレーキをかなり強めに踏んでないとリアがロックせんようになってくる。たぶん軽くフェードしてるんでしょうが,もともとややリアがロックしにくいブレーキバランスな上に,クルマのリアの限界が比較的高めのセッティングになってるので,こうなるともうターン下手のおとーさんにはお手上げ。
おとーさん,来年もクルマの基本的なセッティングや乗り方は大きく変えずに行こうと決めているものの,リアのブレーキだけはもうちょっと確実に効くものに換えた方がいいのかも。
と言ってるうちにもう12時半。ここから1時間は走行お休みなので,途中のコンビニで買ってきたお昼ゴハンをパクつき,不惑インテ号の後ろの日陰にゴロンと横になってお昼寝。
...エンジン音やスキール音が途絶えると,辺りは急にのどかな田舎の雰囲気に戻ります。
いいお天気です。11月とは思えないぐらいの陽気。
鳥がさえずり,何かの虫がぶんぶんと羽音を立て...「雁が原」の「雁」っていうのは確か冬に渡ってくる渡り鳥だったと思うけど,まだ雁が渡って来るような季節ではないような感じ。
あー,えー気持ちやー・・・ふにゃふにゃふにゃあ〜
・・・
・・・
・・・んご?
・・・
・・・
・・・んが?
・・・
・・・
・・・あ,ヨダレ垂らして寝とったがな(笑)。
お昼を食べに出てたクルマが帰ってくる物音で目が覚めました。
さあ,そろそろ午後の部スタート。
午後はまず先ほどと同じ下面のコースをマジもーどでタイムアタック2本して,その後サイドターン練習を飽きるぐらいやって,時間があったら上面コースも少し走って,だいたい3時半には帰途に着こうかなという予定。
さあ,午後の1本目。気合を入れて走り出します。
ラインをよく考え,視線をうまく先に持って行くことでだいぶ走りやすくはなりましたが,あまり全体をまとめようとすると要所のサイドをしくじってしまいます。結局サイド2ヶ所失敗でタイムは1分15秒。
たしか雁が原のサイトで,この下面コースを上手なDC2の方がSタイヤで走って1分9秒,というタイムを見ましたので,おとーさんもSタイヤを履いてる以上,たとえターンをしくじってても,もう少しタイムを詰めなければいけません。
2本目に向けてもう一度ラインを見直し。
もう少しタイトなラインを走り,かつ,スラロームやスラロームを出てすぐの右ターンであまり無理をせず高速区間で稼ぐように作戦変更。セッティングはいつものごとく一番お気に入りの基本セッティングです。
ということで2本目スタート!
さあ,近畿地区ミドル戦N2クラス中間タイム男の意地を見せるのだ! 見よ大阪商人のど根性! ってアンタ商人違うがな(笑)。
せっこう路面温度も高いのでタイヤはもうタレタレですが,がんばって狙ったラインをトレースします。やはりこの基本セッティングが自分にとっては一番走りやすい。しかしサイドは決まらん〜
っということでタイムは1分13秒半ほど。まあ初めて走ったコースだし,パイロンが大の苦手なおとーさんにしては上出来でしょう。ふ,自分に甘いな ( ̄ー ̄)
ささ,タイム測定はこのへんにしといて,後はひたすらサイドの練習っすね。
きっちりコースを追うのは止め,危険のなさそうなラインを走って,目の前に出てくるパイロンをとにかくサイドで180度回り続けます。
しかーし...
もう書かなくても分かるね。
バキン! がらがらがら〜
アウターのグンニャリ加減がなんとも言えずセクシー...(笑)
はい,いっちょあがり〜,お約束のドラシャ成仏でござい。しかし今回は何の予兆もない急死でございましたことよ。
おとーさん,こんなとこまで遠征して,まだこんなことやってるのね。
ええっとぉ...折れたのは今年9本目のドラシャっすね。あと1本で10本だぁ!わーい!
そして10分後にはいつものごとく不惑インテ号の下に潜ってるおとーさんがいるわけで。
まあ,何度も何度もやってる作業で,さすがにさっさと交換できるんですが...
さあ,もうあと30分ほど走るかどうか。
いつも持ち歩いてるスペアのドラシャは左右各1本。今1本使って,最悪もう1本もインナージョイント組み替えれば左右どちらにでも使えるんですが...おとーさん,前に左右同時にドラシャあの世に送ったことありますので...走るかどうか微妙。
何よりも今日はおとーさん,謎の研修中ですから,絶対に自走で家に帰らねばなりません。
何事もなかったかのようにフツーに帰らないと,My嫁さんに
「何じゃごるああぁ〜!どこで遊んでたんじゃごるあああぁ〜!!仕事の研修に行っとったんちゃうんかあああぁ〜!!!(σ゚д゚)σ」
って優しく追求されますから。「いや,研修は研修だけどクルマのね...」とか言ってたら頭しばかれますよ。頭のジョイント折れて成仏しますよ。
ということで,気弱なおとーさん,ちょっと早いながら3時前で撤収にかかります。
だって,頭は大事だよ〜♪
荷物片付けて,事務所のオジさんのところにお金払いに行って,スタートラインのところに誰かいたらあいさつして帰ろうかなと思ったけど,みんな走行待ちで並んでるのでそのままさようなら。うーん,もうちょっと走りたかったけど,まあセッティングの確認や練習にはなったからいいか...
帰りは途中から下道に下りようと思ってましたが...時間が微妙。何せ自宅の近所は夕方いつも渋滞してるので早く自宅近所まで帰るに越したことはない。とにかくいつもの土曜日より帰りがヘンに遅くなったりすると絶対に怪しまれるし。
ということで帰りも高速フル利用。往復で1万円以上は...高い。いくら走行料金が安くても,これじゃ滅多に行けない。次回はもっとうまく工作して下道使おう。
...てなわけで,7時半には無事家にたどり着き,謎の研修旅行はバレずに終了...でも。
さあ,またアウタージョイント発注しないと... 。・゚・(つД`)・゚・。
今度は師匠のアドバイスに従ってシャフト付のやつにしようっと。
※北陸のドライバーのみな様へ:雁が原,ありがたく利用させていただきました。キチンと運営されているのを見て,改めて感動しました。今後も時々利用させていただこうと思ってます。どうぞよろしくお願いします。
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