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2008年 > 6月7日
エゴとエコ
ガソリン代高いっすね。
デミ助はタンク容量が40リットルちょい。燃料警告灯がチカチカ点滅して残り10リットルぐらいなんで,ちょっと前まで,1回の給油で30リットル前後,だいたい3000円台の支払いだったんですが,これがみるみる上昇。4月にいったんまた下がったものの,5月以降さらに高騰して,とうとう1回に5000円を超えることが出てきました(泣)。
デミ助でこれですから,嫁様のゴルフ(ハイオク仕様)なんて給油1回で諭吉が1人さようなら。
通勤に関するデミ助のガス代は家計支出ということになっている不惑家ですが,こうなると,自然と嫁様のガソリン代支出に対する監視の目も厳しくなるわけで,うっかりお山に残業になんて行ってられません。いい迷惑。悲し過ぎす。
AZUR星人さんもblogに書かれてましたが,どうも朝晩の通勤ラッシュ時のクルマの台数も微妙に減ってる感じ。渋滞してることはしてるけど,何かいつもより早く職場に着いてしまう。
ガス代高騰で,そもそもクルマに乗らなくっても何とかなる人がクルマに乗らなくなるっていうと,直接のCO2排出も減るし,渋滞が緩和されて,全てのクルマのエンジン稼動時間が平均的に下がってさらにCO2排出が減る。こいつは結構なこと。
しかし物流の大きな部分をトラック輸送が占めている日本では,運送にかかる経費が高騰すれば当然物価全体への影響も懸念されるし,こんだけガス代が高ければ一般家庭の娯楽や観光などの消費もきっとジワジワ冷え込んでくる。ただでさえベクトルが停滞からむしろ下降線を描き始めてる日本経済にいい影響を与えるわけがない。
それに,少々クルマ由来のCO2排出が減ったところで,京都議定書なんてハナにもひっかけないおバカな某大国がガンガンCO2を放出し続けてれば(日本も偉そうなこと言えないが),そんなモン世界全体の排出量には大した影響は与えまい。
特に,今回の世界的な原油価格高騰に大いに関係していると言われている中国とインドなんかは,京都議定書の成立時点では「発展途上国」扱いを受けていたおかげで,京都議定書に署名や締結はしているものの正式に批准(国会などの承認を得て国家として正式に議定書の拘束下に入ること)しておらず,CO2排出に関して大した責任や制限を負っていない。
こういう話聞くと,ホント頭来るんですけど! (`・ω・´)
おまいらワシの諭吉返せや!
遠慮もなくにさんかたんそシュパシュパ出すなや!
でもね。
「国家」とか「政府」なんて一介のオヤジからすると大層なモンだけど,それぞれを構成するのは結局一人一人の「国民」だったり「有権者」だったりするわけだから,所詮は「個人」の集合であることには変わりない。「大国のエゴ」だなんて言うと個人レベルからはどうしようもない雲の上の世界の話のように感じるかもしれないけど,結局は「個人のエゴ」の集合ってこと。
人はみな「国家間のエゴのぶつかり合いで」戦争や地球温暖化や飢餓や格差社会や...いろいろな人類の敵が生まれるというけれど,それらを生み出しているのは結局自分達個人一人一人のエゴの集合であるということ。21世紀に人類が克服すべきは,地域紛争でも宗教対立でも癌や難病の病理でも宇宙の謎でも素粒子の謎でもなく,自分らニンゲンのエゴそのもの,だとおとーさんは思うわけなんだな。
そう考えると。
アメリカや中国やインドがどんどん原油使ってどんどんCO2出してるんだから日本も遠慮せんとどんどん出しゃいい,高い金払ってガソリン買ってるんだから,自分だけは遠慮せずにクルマがんがん乗り回せばいい,ってモンでもないんでしょうね。
ガソリンが高いからっていうのでもなく,少しでも燃費を考えた走行をする。
少しでもクルマに乗る回数を減らせたら減らす(ホントか?)。
選挙には必ず行く。顔や雰囲気や地元の利権で投票するのでなく,よーく考えて投票する。
「エゴ」から
点「`」を2つ取ったら
「エコ」になります。
みなさん,ほんのちょっとエゴを抑えて,「エコイスト」になりましょう。
個人のホンのちょっとした努力でも,決してマイナスになることはありませんて。
やらないよりはちょっとでもやった方がいい。
他の国のことに腹立ててるヒマあったら,まず自分がエゴを抑制してエコを実践するのよね。
燃費の悪いクルマや,燃費の悪い走り方が大好きな私たち!
せっかくエボXや新型STI,GT-Rなんかの登場で勢いを盛り返しつつあるスポーツカー市場全体への風当たりがまたきつくならないように,ただでさえ過疎化している草モータースポーツの世界がホントに息途絶えてしまわないように,私たちが率先してエコエコしませう。
と,ナマイキなことを言いつつ,結局クルマにはほとんど毎日乗ってるし,燃費もあんまり伸びない,エゴイストなおとーさんなのでした。頼んだぞ,G8!
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エゴとエコ
ガソリン代高いっすね。
デミ助はタンク容量が40リットルちょい。燃料警告灯がチカチカ点滅して残り10リットルぐらいなんで,ちょっと前まで,1回の給油で30リットル前後,だいたい3000円台の支払いだったんですが,これがみるみる上昇。4月にいったんまた下がったものの,5月以降さらに高騰して,とうとう1回に5000円を超えることが出てきました(泣)。
デミ助でこれですから,嫁様のゴルフ(ハイオク仕様)なんて給油1回で諭吉が1人さようなら。
通勤に関するデミ助のガス代は家計支出ということになっている不惑家ですが,こうなると,自然と嫁様のガソリン代支出に対する監視の目も厳しくなるわけで,うっかりお山に残業になんて行ってられません。いい迷惑。悲し過ぎす。
AZUR星人さんもblogに書かれてましたが,どうも朝晩の通勤ラッシュ時のクルマの台数も微妙に減ってる感じ。渋滞してることはしてるけど,何かいつもより早く職場に着いてしまう。
ガス代高騰で,そもそもクルマに乗らなくっても何とかなる人がクルマに乗らなくなるっていうと,直接のCO2排出も減るし,渋滞が緩和されて,全てのクルマのエンジン稼動時間が平均的に下がってさらにCO2排出が減る。こいつは結構なこと。
しかし物流の大きな部分をトラック輸送が占めている日本では,運送にかかる経費が高騰すれば当然物価全体への影響も懸念されるし,こんだけガス代が高ければ一般家庭の娯楽や観光などの消費もきっとジワジワ冷え込んでくる。ただでさえベクトルが停滞からむしろ下降線を描き始めてる日本経済にいい影響を与えるわけがない。
それに,少々クルマ由来のCO2排出が減ったところで,京都議定書なんてハナにもひっかけないおバカな某大国がガンガンCO2を放出し続けてれば(日本も偉そうなこと言えないが),そんなモン世界全体の排出量には大した影響は与えまい。
特に,今回の世界的な原油価格高騰に大いに関係していると言われている中国とインドなんかは,京都議定書の成立時点では「発展途上国」扱いを受けていたおかげで,京都議定書に署名や締結はしているものの正式に批准(国会などの承認を得て国家として正式に議定書の拘束下に入ること)しておらず,CO2排出に関して大した責任や制限を負っていない。
こういう話聞くと,ホント頭来るんですけど! (`・ω・´)
おまいらワシの諭吉返せや!
遠慮もなくにさんかたんそシュパシュパ出すなや!
でもね。
「国家」とか「政府」なんて一介のオヤジからすると大層なモンだけど,それぞれを構成するのは結局一人一人の「国民」だったり「有権者」だったりするわけだから,所詮は「個人」の集合であることには変わりない。「大国のエゴ」だなんて言うと個人レベルからはどうしようもない雲の上の世界の話のように感じるかもしれないけど,結局は「個人のエゴ」の集合ってこと。
人はみな「国家間のエゴのぶつかり合いで」戦争や地球温暖化や飢餓や格差社会や...いろいろな人類の敵が生まれるというけれど,それらを生み出しているのは結局自分達個人一人一人のエゴの集合であるということ。21世紀に人類が克服すべきは,地域紛争でも宗教対立でも癌や難病の病理でも宇宙の謎でも素粒子の謎でもなく,自分らニンゲンのエゴそのもの,だとおとーさんは思うわけなんだな。
そう考えると。
アメリカや中国やインドがどんどん原油使ってどんどんCO2出してるんだから日本も遠慮せんとどんどん出しゃいい,高い金払ってガソリン買ってるんだから,自分だけは遠慮せずにクルマがんがん乗り回せばいい,ってモンでもないんでしょうね。
ガソリンが高いからっていうのでもなく,少しでも燃費を考えた走行をする。
少しでもクルマに乗る回数を減らせたら減らす(ホントか?)。
選挙には必ず行く。顔や雰囲気や地元の利権で投票するのでなく,よーく考えて投票する。
「エゴ」から
点「`」を2つ取ったら
「エコ」になります。
みなさん,ほんのちょっとエゴを抑えて,「エコイスト」になりましょう。
個人のホンのちょっとした努力でも,決してマイナスになることはありませんて。
やらないよりはちょっとでもやった方がいい。
他の国のことに腹立ててるヒマあったら,まず自分がエゴを抑制してエコを実践するのよね。
燃費の悪いクルマや,燃費の悪い走り方が大好きな私たち!
せっかくエボXや新型STI,GT-Rなんかの登場で勢いを盛り返しつつあるスポーツカー市場全体への風当たりがまたきつくならないように,ただでさえ過疎化している草モータースポーツの世界がホントに息途絶えてしまわないように,私たちが率先してエコエコしませう。
と,ナマイキなことを言いつつ,結局クルマにはほとんど毎日乗ってるし,燃費もあんまり伸びない,エゴイストなおとーさんなのでした。頼んだぞ,G8!
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