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2008年 > 2月27日
Sオーリンズキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
とりあえず,お約束で一発。
来ましたよ,来ました。リアのベースになるダンパーのメーカー長期欠品のため,年末からおあずけを食らってたスーパーオーリンズの足がやっと来ました。
震える手ももどかしく箱を開けると,そこには金色に輝くオーリンズのショックが。
もちろんSWIFTのバネ(今回のレートはFr:10K/Rr:5K),RIGID製の直巻スプリング用アダプターなども同梱で,ノーマルアッパー以外の全てのパーツがセット。
※ これはもうノーマルのアッパーとかを移植したあとの写真ね
ちょうど土曜日の夕方に届いたため,もちろん翌日の日曜日にソッコーで作業ですよ。
その日の夜はワクワクしてなかなか寝れず,それでも翌朝は,日曜日というのに6時半に起き出してガレージに下り,ゴソゴソ準備開始。
とりあえず前後をジャッキアップ,タイヤ4本外して車体をウマの上に載っけてしまい,デミ助をガメラ状態にします。グルグル回りませんけど。火も吹きませんけど(古ぅ)。
さあ,右フロントから作業開始。単純なストラット構造なのでバラすのは簡単です。ホースやABSハーネスを片付け,ネジを緩め,サクっとストラットを外します。
※ ドロだらけですな(汗)
しかしここからが作業難航(汗)。
だってスプリングコンプレッサー使うの久しぶりなんだもん。
スピンナーハンドルをかけて回せど回せどなかなかバネが縮みません。
寒いはずなのに汗はダラダラ出てくるわ,手首は痛くなってくるわ。
思わずインパクト対応のスプリングコンプレッサーを欲しくなりますが,アレ高いもんなあ。めったに使わない特殊工具に諭吉さんは出せないよ...
※ こんな感じでバネを縮めて行くわけです。もちろんそのままバラすと,
アッパーがバネの力でロケットのごとくすっ飛んで行くわけですよ(笑)。
さあて,やっと純正スプリングが縮んでガコガコ動くようになりました。
もうアッパーを外してもだいじょぶ。
...ところがここで重大な忘れ物に気が着くおとーさん。
そう,誰もがやったことのある,ストラットトップのナットの緩め忘れ(汗)。
このアッパーマウントを止めてるトップナットは,ロックナットになってる上に,ネジ山が切ってあるシャフトがいくらでも共回りしてしまう構造なので,最初の一発だけは車載状態で緩めないといけない(インパクトでやったらダメ,ってあちこちに書いてあるからね)。
しばらくこの外した状態のままで緩まないかやってみますが,ナットが深いところにあるので,シャフトを六角レンチで押えながら手動で緩めるのは無理。ナットをなめると怖いので,いさぎよく諦めます。つまりもう一度ストラットを車体に装着して緩めないとしゃーない。
己のアホさにため息つきながら,ストラットを再装着すべくフェンダー内に突っ込んでゴソゴソやりますが...スプリングコンプレッサーがついてるままじゃ,これまた無理!
えええ〜,これもう一回外すの...? (;´д⊂)
さっきせっかく必死で縮めたバネを泣く泣くまた緩め,スプリングコンプレッサーを外します。
そしてストラットをもう一度フェンダー内に収め,車体側のナットを止めて再装着。
も,ホント,泣きそう。
さあ,今度は間違いなくトップナットを一発緩めてから,もう一度ストラットを取り出し,スプリングコンプレッサーをかけてまたバネを縮めて行きます。もう手首がギコギコいいそう。
バネが十分縮んだところで,シャフトを六角レンチで押えながらトップナットを緩めます。さっきのがウソのように今度は簡単に緩んできます。
で,やっと外れたノーマルのマッパーマウントをSオーリンズの頭に移植。直巻バネ用のアダプターやシートを忘れずに装着。こちらはもちろんスプリングコンプレッサーなんて要りませんのでラクチン。スプリングシートは後で調整するので,とりあえずねじ山の下端から10mmぐらいの低い位置にしておきます。ほとんどプリロードはかかってない状態。
組み上がったSオーリンズのアシをフェンダー内に納め,バラした時の逆に装着作業。
これは非常に簡単。
...やっと右フロント終了。
既に1時間半から2時間ほど経ってますが...( ̄ー ̄;)
※ こんな感じで装着作業中
外したノーマルのバネからスプリングコンプレッサーを外すためにまたグリグリ(手首痛い)。
しかしこれが驚いた。
ものすごく長いのよ。純正のバネが(自由長)。
スプリングコンプレッサーを一杯に伸ばしきってもまだ外れない。
ものすごくプリロードがかかった状態で装着してあるんですね,純正は。ってこの場合,プリロードっていうのかどうか分からないけど。
スプリングコンプレッサーのネジ部分が最後まで行って,バン!とかいってすっ飛んだらイヤンなので,最後はバネの上に自分が載って縮め,コンプレッサー外しました(笑)。
さあて,今度は左のフロント。
右と同じことするだけなので,さすがに今度はスムースに。
リアはストラットトップの部分が内装で完全に隠れてるので,アッパーの移植に関しては,とりあえずサスを一度外してから考えることに。
デミ助のリアはショックとバネが別々になってるタイプなので,フロント以上に脱着はラク。ショックはフェンダー内からの作業で脱着OKだし,ショックを外してしまえば,バネは手で外れます(スプリングコンプレッサーは不要)。ただ,左右同時に作業しないと外れにくいので,左右並行で作業を進めます。
幸い,リアのトップナットはマウント本体から露出していて,シャフトもモンキーで押えるタイプなので,クルマから外した状態でも何とか緩みました。
ただ,オーリンズのシャフトと比べて純正のショックのシャフトが細いので,アッパーマウントのセンターの穴の径を自分で広げないといけません。最初は電動ドリルでももうかと思いましたが,うっかりセンターがずれたりするとイヤンなので,リーマーでもって手動でコツコツ・グリグリ穴を広げることに。
ぐりぐりぐり...
ぐりぐりぐり...
痛てててて...(手首が) (;´д⊂)
...Sオーリンズのシャフトがすっぽり通るところまで穴を何とかおっ広げ,アッパーマウントをSオーリンズに移植。バネの方も,直巻バネにシートをつけて純正バネと入れ替え。
ということでリアも何とか作業終了...ってもう午後も遅くなって陽が傾いとるがなー(汗)。
たかがサスの交換に何時間かかってるねん...
しかも,ちょ〜焦ってるので,後半は写真なし(よくあるパターン)。
その時ちょうどmy嫁さんがガレージにお来しになり「ごるぁぁ!いつまで遊んどんねん!」と激怒あそばされたので,いったんガレージから家に上がります。
しばし普通の家庭人としての生活を送った後,夜になってまたガレージに下りて来てゴソゴソ。
とりあえず車高だけ合わせておかないと。
本当は夜の峠に繰り出したいところですが,そんなこと言ったらまた嫁さんが激怒あそばされそうな雰囲気だったので,前後左右の車高を合わせるだけにしとこう。
メジャーを出してきて前後の車高を測り,フロントのスプリングシートを上げ下げして車高を合わせます(リアは車高固定です)。
下記はホイールの中心を通る垂線上で地面からホイールアーチとの交点までで測った車高値(調整後)と,サス交換して車高ダウンした量の表です。因みにフロントは205/45-16のネオバ4部山,リアは195/45-16のRE01R 9部山,空気圧は前後とも2.0k,スペアタイヤや工具類は下ろして測ってます。ガソリンはゲージ半分ぐらい。単位はcmね。
数字だけ見るとフロントの3-4cmに比べてリアが5.5cm前後とえらくリアの車高が下がってるカンジがしますが,もともとデミ助は極端にリア上がりのスタイルなので,むしろこれでバランスが適正化した印象で,スタイルもこれで特に違和感ありません。
ギリギリでツライチ状態だった7Jのホイールも,キャンバーがついたおかげできれいにフェンダー内に収まりました。これなら車両規定上もまず問題なし。
さあ,ジムカーナ・ウェポンとして大きな進化を遂げたデミ助。
次回はスーパーオーリンズの走行インプレッションをお届けする予定。
お楽しみに〜 ( ̄ー ̄)
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Sオーリンズキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
とりあえず,お約束で一発。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
来ましたよ,来ました。リアのベースになるダンパーのメーカー長期欠品のため,年末からおあずけを食らってたスーパーオーリンズの足がやっと来ました。
震える手ももどかしく箱を開けると,そこには金色に輝くオーリンズのショックが。
もちろんSWIFTのバネ(今回のレートはFr:10K/Rr:5K),RIGID製の直巻スプリング用アダプターなども同梱で,ノーマルアッパー以外の全てのパーツがセット。
※ これはもうノーマルのアッパーとかを移植したあとの写真ね
ちょうど土曜日の夕方に届いたため,もちろん翌日の日曜日にソッコーで作業ですよ。
その日の夜はワクワクしてなかなか寝れず,それでも翌朝は,日曜日というのに6時半に起き出してガレージに下り,ゴソゴソ準備開始。
とりあえず前後をジャッキアップ,タイヤ4本外して車体をウマの上に載っけてしまい,デミ助をガメラ状態にします。グルグル回りませんけど。火も吹きませんけど(古ぅ)。
さあ,右フロントから作業開始。単純なストラット構造なのでバラすのは簡単です。ホースやABSハーネスを片付け,ネジを緩め,サクっとストラットを外します。
※ ドロだらけですな(汗)
しかしここからが作業難航(汗)。
だってスプリングコンプレッサー使うの久しぶりなんだもん。
スピンナーハンドルをかけて回せど回せどなかなかバネが縮みません。
寒いはずなのに汗はダラダラ出てくるわ,手首は痛くなってくるわ。
思わずインパクト対応のスプリングコンプレッサーを欲しくなりますが,アレ高いもんなあ。めったに使わない特殊工具に諭吉さんは出せないよ...
※ こんな感じでバネを縮めて行くわけです。もちろんそのままバラすと,
アッパーがバネの力でロケットのごとくすっ飛んで行くわけですよ(笑)。
さあて,やっと純正スプリングが縮んでガコガコ動くようになりました。
もうアッパーを外してもだいじょぶ。
...ところがここで重大な忘れ物に気が着くおとーさん。
そう,誰もがやったことのある,ストラットトップのナットの緩め忘れ(汗)。
このアッパーマウントを止めてるトップナットは,ロックナットになってる上に,ネジ山が切ってあるシャフトがいくらでも共回りしてしまう構造なので,最初の一発だけは車載状態で緩めないといけない(インパクトでやったらダメ,ってあちこちに書いてあるからね)。
しばらくこの外した状態のままで緩まないかやってみますが,ナットが深いところにあるので,シャフトを六角レンチで押えながら手動で緩めるのは無理。ナットをなめると怖いので,いさぎよく諦めます。つまりもう一度ストラットを車体に装着して緩めないとしゃーない。
己のアホさにため息つきながら,ストラットを再装着すべくフェンダー内に突っ込んでゴソゴソやりますが...スプリングコンプレッサーがついてるままじゃ,これまた無理!
えええ〜,これもう一回外すの...? (;´д⊂)
さっきせっかく必死で縮めたバネを泣く泣くまた緩め,スプリングコンプレッサーを外します。
そしてストラットをもう一度フェンダー内に収め,車体側のナットを止めて再装着。
も,ホント,泣きそう。
さあ,今度は間違いなくトップナットを一発緩めてから,もう一度ストラットを取り出し,スプリングコンプレッサーをかけてまたバネを縮めて行きます。もう手首がギコギコいいそう。
バネが十分縮んだところで,シャフトを六角レンチで押えながらトップナットを緩めます。さっきのがウソのように今度は簡単に緩んできます。
で,やっと外れたノーマルのマッパーマウントをSオーリンズの頭に移植。直巻バネ用のアダプターやシートを忘れずに装着。こちらはもちろんスプリングコンプレッサーなんて要りませんのでラクチン。スプリングシートは後で調整するので,とりあえずねじ山の下端から10mmぐらいの低い位置にしておきます。ほとんどプリロードはかかってない状態。
組み上がったSオーリンズのアシをフェンダー内に納め,バラした時の逆に装着作業。
これは非常に簡単。
...やっと右フロント終了。
既に1時間半から2時間ほど経ってますが...( ̄ー ̄;)
※ こんな感じで装着作業中
外したノーマルのバネからスプリングコンプレッサーを外すためにまたグリグリ(手首痛い)。
しかしこれが驚いた。
ものすごく長いのよ。純正のバネが(自由長)。
スプリングコンプレッサーを一杯に伸ばしきってもまだ外れない。
ものすごくプリロードがかかった状態で装着してあるんですね,純正は。ってこの場合,プリロードっていうのかどうか分からないけど。
スプリングコンプレッサーのネジ部分が最後まで行って,バン!とかいってすっ飛んだらイヤンなので,最後はバネの上に自分が載って縮め,コンプレッサー外しました(笑)。
さあて,今度は左のフロント。
右と同じことするだけなので,さすがに今度はスムースに。
リアはストラットトップの部分が内装で完全に隠れてるので,アッパーの移植に関しては,とりあえずサスを一度外してから考えることに。
デミ助のリアはショックとバネが別々になってるタイプなので,フロント以上に脱着はラク。ショックはフェンダー内からの作業で脱着OKだし,ショックを外してしまえば,バネは手で外れます(スプリングコンプレッサーは不要)。ただ,左右同時に作業しないと外れにくいので,左右並行で作業を進めます。
幸い,リアのトップナットはマウント本体から露出していて,シャフトもモンキーで押えるタイプなので,クルマから外した状態でも何とか緩みました。
ただ,オーリンズのシャフトと比べて純正のショックのシャフトが細いので,アッパーマウントのセンターの穴の径を自分で広げないといけません。最初は電動ドリルでももうかと思いましたが,うっかりセンターがずれたりするとイヤンなので,リーマーでもって手動でコツコツ・グリグリ穴を広げることに。
ぐりぐりぐり...
ぐりぐりぐり...
痛てててて...(手首が) (;´д⊂)
...Sオーリンズのシャフトがすっぽり通るところまで穴を何とかおっ広げ,アッパーマウントをSオーリンズに移植。バネの方も,直巻バネにシートをつけて純正バネと入れ替え。
ということでリアも何とか作業終了...ってもう午後も遅くなって陽が傾いとるがなー(汗)。
たかがサスの交換に何時間かかってるねん...
しかも,ちょ〜焦ってるので,後半は写真なし(よくあるパターン)。
その時ちょうどmy嫁さんがガレージにお来しになり「ごるぁぁ!いつまで遊んどんねん!」と激怒あそばされたので,いったんガレージから家に上がります。
しばし普通の家庭人としての生活を送った後,夜になってまたガレージに下りて来てゴソゴソ。
とりあえず車高だけ合わせておかないと。
本当は夜の峠に繰り出したいところですが,そんなこと言ったらまた嫁さんが激怒あそばされそうな雰囲気だったので,前後左右の車高を合わせるだけにしとこう。
メジャーを出してきて前後の車高を測り,フロントのスプリングシートを上げ下げして車高を合わせます(リアは車高固定です)。
下記はホイールの中心を通る垂線上で地面からホイールアーチとの交点までで測った車高値(調整後)と,サス交換して車高ダウンした量の表です。因みにフロントは205/45-16のネオバ4部山,リアは195/45-16のRE01R 9部山,空気圧は前後とも2.0k,スペアタイヤや工具類は下ろして測ってます。ガソリンはゲージ半分ぐらい。単位はcmね。
Front | Rear | |||
---|---|---|---|---|
Rt | Lt | Rt | Lt | |
純正 | 62.7 | 63.5 | 64.7 | 64.8 |
交換後 | 60.0 | 59.7 | 59.3 | 59.2 |
ダウン量 | -2.7 | -3.8 | -5.4 | -5.6 |
数字だけ見るとフロントの3-4cmに比べてリアが5.5cm前後とえらくリアの車高が下がってるカンジがしますが,もともとデミ助は極端にリア上がりのスタイルなので,むしろこれでバランスが適正化した印象で,スタイルもこれで特に違和感ありません。
ギリギリでツライチ状態だった7Jのホイールも,キャンバーがついたおかげできれいにフェンダー内に収まりました。これなら車両規定上もまず問題なし。
さあ,ジムカーナ・ウェポンとして大きな進化を遂げたデミ助。
次回はスーパーオーリンズの走行インプレッションをお届けする予定。
お楽しみに〜 ( ̄ー ̄)
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