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2006年 > 9月26日
おとーさん in Suzuka 〜2006年ミドル第7戦〜(その1)
ちょっと古い話になりますが,昨年の年末。場所は舞洲。
(→2005年12月7日のdiary)
クラブ主催の練習会前夜,忘年会ということで師匠を始めみんなでロッジに泊り込み。1年間の走行ビデオ見ながら飲んだくれて散々盛り上がって,さあお開きって時に,来年(つまり今年)の目標をそれぞれ叫んでみました。
おとーさんはフザケて,「ミドル戦の年間チャンピオンになるぞー!」なんて叫んでみましたが...
当然ながら現実はそんな甘いモンじゃありません。
開幕戦で4位に入って「お,これはひょっとすると結構上位に行けるかも」なんて色気を出したのがアカンかったのか,それから順位は6位近辺をウロウロするばかりで,そろそろ秋風が立つ季節になっても,優勝はおろか表彰台にも遠く及ばない始末。
コースが変わってもお天気が変わってもコンスタントに6位近辺に入る,成績のムラが少ない,っていうのは案外いいことなのかもしれませんが,自分的には,どうせ安定するなら何でもうちょっと上のポジションで安定せんかい!と欲求不満全開。自分って,所詮この程度が精一杯で,いくらがんばってもこれ以上は上に行けないドライバーなのかとイジケてみたり。
そして結果的に,年間シリーズ順位の方も秋風がぴゅ〜。
参加した全戦で何がしかのシリーズポイントはとってますが,順位がショボいために合計ポイントもショボく,しょっちゅう表彰式で前に出てるわりに,シリーズ順位は8位というのが現在位置。6位までのシリーズ表彰に入るのはかなり難しいカンジになってまいりました。
...でもおとーさんはニッポン男児!
あきらめんぞ!しくらめんぞ!(意味不明)
前戦から2ヶ月間が開いたので,この夏の間,苦しい状況を逆転するため,おとーさん必死で戦いました。ちょっと恥ずかしくてここに書けないようなことも,アンタはアホかい,と言われるようなことも,速くなるためになら何でも試してみました。
必死。
そう,かなーり必死 (;´д⊂)
もちろん,ちゃんとした練習会に出て,1日しっかり練習して,なんてことは家庭の事情が許しませんので。闇残業に闇研修に闇出張に...もちろん通勤の間もずっと何らかの基礎練をやりながら。重いコンダラ引っ張って走り込んだのサ。
...ということで,今回,おとーさんにとってはかなり必死の覚悟で臨んだミドル戦 in Suzukaだったわけです。いつもながら前置き長くてゴメンよ。
・・・・・・
今回も嫁さん・子供がおとーさんの行動を監視するために鈴鹿まで同行。
連休だったので,前日から鈴鹿に入り,嫁さんと子供たちを遊園地でたっぷり遊ばせ,あらかじめエネルギーを消耗させておく作戦で(笑)。
しかし...
いくら遊んでもエネルギー尽きないのが子供。
かえっておとーさんの方がお疲れ気味で翌日の決戦を迎えることになりました。
高〜い青空にシュークリームみたいな雲がぽっかり。直射日光はまだお肌にジリジリと来るものの,風は秋風。赤トンボが涼しげに飛び回る,ホントに気持ちのいいお天気。
主催者さんの近年のコース設定傾向から言うと,本日の決勝コースは,鈴鹿南コースの順走をメインにした超シンプルな高速コースになるだろうという大方の予想だったんですが...だからこそおとーさん,今回は勝ち目あるかもと気合入ってたんですが...
予想は裏切られました(笑)。
赤字でごちゃごちゃ書き込んでるのは気にしないこと(笑)
外周コース順走がメインなのは予想通りですが,コース中盤で,広場に置かれた5本のパイロンをM字型に回るテクニカル区間が設定されてます。真ん中のパイロンを270度ターンするので,当然ながらサイドターンをすることになります。
サイドターンですか...そうですか...
...も,もうダメぽ..._| ̄|○
おとーさん,いきなり思いっきり挫けてます(笑)。
今回,サイドターンはないだろ...あってもせいぜい180度ターンぐらいだろ...と勝手に思い込んでたおとーさん,サイドの調整すらしてませんでした。シンプルな高速区間とテクニカル区間のメリハリのある,非常にジムカーナらしい素晴らしいコース設定ですよ,ええ。
慣熟歩行でもみなさんほとんどこのパイロン区間に釘付け。
外周区間は人もまばらなのに,この部分だけラッシュ時の京橋駅のような混雑(どこやねん,それ)。腰をかがめる人,地面をベタベタ触る人,やたらとグルグル回る人,空中ハンドル切りながら歩く人...ヘンな人がいーっぱい(笑)。
それにしてもこの真ん中のパイロン。回るの難しそうです。
前日に何かイベントでもあったんでしょうか,パイロン周辺の路面にはラバーがべったりついていて,かなりひっかかりそうなカンジ。その上,この区間全体に結構な傾斜があって,ターン進入は斜面を上る形になる。さらにさらに,パイロン区間1本目の進入パイロンからこの真ん中のパイロンまでだいたい13.5mぐらいしかない。サイドターンへの助走距離としてはかなり短い距離です。
おとーさんも,助走距離が長ければ,超ヘタクソですけどサイドターン,たいていは回れます。しかし助走距離が短いターンや,進入にライン上の規制のついたターンではがくっと成功率が下がって,特に本番ではこれまで全てミスってます。
例えば,昨年度のミドル最終戦。名阪ABコース・ストレートエンドを左に折り返してから右に180度のサイドターンをする部分がありましたが,この時はもうちょっと助走距離が長くっても(約14.8m)やっぱりミスってパイロンにお触りしてます。
昨年度の第2戦,TSCOさんが設定した名阪Cコースのフリーターン。左に折り返して,今回とほぼ同じ助走距離でそのまま左にターンするところで,一人だけ右に無理やりターンしようとして失敗。左右のドラシャを同時に痛めました。
一方で,今年度ミドル第2戦,名阪Eコースの中央広場で変形8の字ターンをする設定では,比較的パイロン間の距離が長く(約23m),超ヘタクソですが一応ターンは回ってます。
助走区間の短いこのターンの成否が勝負を左右しそうな,イヤな予感です...
でもおとーさん,外周の高速区間はそれほど遅くないはず。
得意な外周高速区間でどれくらい稼いで,苦手なパイロン区間での取りこぼしをいかに少なく抑えるか,これがおとーさんの本日の作戦です...って,それだけかよ作戦。頭わりーな。
とゆーことで,期待と不安で胸がドキドキ壊れそうになりながら1本目のスタート。
セッティングはいつものドライセッティングで,変わっているのはフロントタイヤのコンパウンドがWTHという新しいタイプのものになっているぐらい。ターンに備えてリアのエア圧を高めに上げようかと思いましたが,外周でリアが不安定になるのがイヤだったので,あえて普通のエア圧にしました。
スタートラインについて...結構すぐにスタートフラッグが振られます。
よし!よーし!
いつものようにわざと大声を出して自分に気合いを入れ,走り出します。
若干ホイールスピンしながらのスタート。すぐに2速→3速まで上がります。
と,間もなく1コーナー。
ブレーキングしながらギアを2速に。
リアがすーっと流れて自分の狙った通りのラインで1コーナーに進入。
うーん,ええカンジや ( ̄ー ̄)
一瞬ですが,すかさずスロットルを床まで踏み抜き。
続く2コーナーで1速に落とすかどうか迷いましたが,1コーナーにうまく入れてエンジン回転も比較的高かったため,2速のままで左に折り返し縁石を踏みながらコーナリング。そのまま全開でストレートをかっ飛びます。
そして3速全開からブレーキングしつつ複合の3-4コーナーへ。
ブレーキを浅く踏むように,最後まで残すように意識しながら,3コーナーイン側の縁石をかすめて4コーナーに。2速→1速とシフトダウンし,リアがうまく流れてイン側の縁石に乗りながらS字コーナーに進入。
ここからがこのコースのキモ。名物S字コーナー。
コーナーのインの縁石にきっちり乗るように,それでいてスロットルをできるだけ長く全開にできるように攻めます。しかし自分で思ってるよりもラインは若干甘めやな。
さあて,いよいよ問題のパイロンセクション。
1本目のパイロンへの進入はまあ問題なさげ。
ブレーキングでミスることなく,まあまあの角度・速度でパイロンからもそれほど離れずにパイロンセクションに入ります。
しかし...
折り返した途端,もう目前に次のパイロンが見えてます。
うぅ,近すぎる...(;´д⊂)
パイロンが林立する中,どこをどう走ったらいいのか全くラインが見えません。やむなく,若干車をアウトに振りながら少し加速し,ブレーキングしながらステアを目いっぱい切り,サイドを引いて...
しかし...リアがドッドッドッとひっかかるような感触と,フロントがそのまま進行方向にアンダーで逃げていくのを感じます。あの,サイドがうまく行く時の「クルン」と回る感覚がありません。
うぐっ...失敗や...
少なからず焦りつつとりあえずそのままスロットルを踏みますが,フロントがそのままアンダーで外に逃げていくだけ。仕方なくパーシャルで向きが変わるのを待ち,脱出方向に向いたと同時に踏み込みますが...
3本目のパイロンを抜ける際に,次のパイロンを意識してラインを取ることができず,オーバースピードで抜けてしまい,ストレート部分に出たところでそのままコースアウトしそうになり,慌ててブレーキング...
万事休す。こんなところでブレーキ踏んだらもうダメです 。・゚・(つД`)・゚・。
でもあきらめずに最後まで走らないと...
いったんほとんど車を停めてしまったために,その後のライン取りは楽になってしまい,アドバンコーナーにも比較的余裕を持って入ることができます。
奥のヘアピンも2速→1速とシフトダウン。リアがちょうどいい具合に流れて狙った通りのラインをトレース。
3速から再び2速に落としながらシケインへ突入。
さあ,ここまで来ればもうあとちょっと。
最終コーナーはややブレーキを余し気味に進入してしまうも早めにアクセルを踏んで脱出。パイロンを1本かすめてゴール!
・・・・・・
途中で大失敗してますが...なぜかタイムはこの時点で2位。
1位もウチのクラブのS屋さんなので,WIZARD勢のワンツー状態!
と思いきやこの後,すでに今季ミドルのチャンプが決まっているHNさんとHYさんが間に入ってきて,1本目終了時点でおとーさんは4位ということになりました。
しかし,失敗している部分は極めて明白。
他の部分,特に前半の区間タイムはおとーさんがトップ。2本目でサイドさえ決まれば,パイロン区間でアホーなミスをしなければ,今度こそ表彰台はもう目前です。
さあ,2本目に向けて大いに期待がふくらみます。
(→"おとーさんin Suzuka (その2)" につづく)
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おとーさん in Suzuka 〜2006年ミドル第7戦〜(その1)
ちょっと古い話になりますが,昨年の年末。場所は舞洲。
(→2005年12月7日のdiary)
クラブ主催の練習会前夜,忘年会ということで師匠を始めみんなでロッジに泊り込み。1年間の走行ビデオ見ながら飲んだくれて散々盛り上がって,さあお開きって時に,来年(つまり今年)の目標をそれぞれ叫んでみました。
おとーさんはフザケて,「ミドル戦の年間チャンピオンになるぞー!」なんて叫んでみましたが...
当然ながら現実はそんな甘いモンじゃありません。
開幕戦で4位に入って「お,これはひょっとすると結構上位に行けるかも」なんて色気を出したのがアカンかったのか,それから順位は6位近辺をウロウロするばかりで,そろそろ秋風が立つ季節になっても,優勝はおろか表彰台にも遠く及ばない始末。
コースが変わってもお天気が変わってもコンスタントに6位近辺に入る,成績のムラが少ない,っていうのは案外いいことなのかもしれませんが,自分的には,どうせ安定するなら何でもうちょっと上のポジションで安定せんかい!と欲求不満全開。自分って,所詮この程度が精一杯で,いくらがんばってもこれ以上は上に行けないドライバーなのかとイジケてみたり。
そして結果的に,年間シリーズ順位の方も秋風がぴゅ〜。
参加した全戦で何がしかのシリーズポイントはとってますが,順位がショボいために合計ポイントもショボく,しょっちゅう表彰式で前に出てるわりに,シリーズ順位は8位というのが現在位置。6位までのシリーズ表彰に入るのはかなり難しいカンジになってまいりました。
...でもおとーさんはニッポン男児!
あきらめんぞ!しくらめんぞ!(意味不明)
前戦から2ヶ月間が開いたので,この夏の間,苦しい状況を逆転するため,おとーさん必死で戦いました。ちょっと恥ずかしくてここに書けないようなことも,アンタはアホかい,と言われるようなことも,速くなるためになら何でも試してみました。
必死。
そう,かなーり必死 (;´д⊂)
もちろん,ちゃんとした練習会に出て,1日しっかり練習して,なんてことは家庭の事情が許しませんので。闇残業に闇研修に闇出張に...もちろん通勤の間もずっと何らかの基礎練をやりながら。重いコンダラ引っ張って走り込んだのサ。
...ということで,今回,おとーさんにとってはかなり必死の覚悟で臨んだミドル戦 in Suzukaだったわけです。いつもながら前置き長くてゴメンよ。
・・・・・・
今回も嫁さん・子供がおとーさんの行動を監視するために鈴鹿まで同行。
連休だったので,前日から鈴鹿に入り,嫁さんと子供たちを遊園地でたっぷり遊ばせ,あらかじめエネルギーを消耗させておく作戦で(笑)。
しかし...
いくら遊んでもエネルギー尽きないのが子供。
かえっておとーさんの方がお疲れ気味で翌日の決戦を迎えることになりました。
高〜い青空にシュークリームみたいな雲がぽっかり。直射日光はまだお肌にジリジリと来るものの,風は秋風。赤トンボが涼しげに飛び回る,ホントに気持ちのいいお天気。
主催者さんの近年のコース設定傾向から言うと,本日の決勝コースは,鈴鹿南コースの順走をメインにした超シンプルな高速コースになるだろうという大方の予想だったんですが...だからこそおとーさん,今回は勝ち目あるかもと気合入ってたんですが...
予想は裏切られました(笑)。
赤字でごちゃごちゃ書き込んでるのは気にしないこと(笑)
外周コース順走がメインなのは予想通りですが,コース中盤で,広場に置かれた5本のパイロンをM字型に回るテクニカル区間が設定されてます。真ん中のパイロンを270度ターンするので,当然ながらサイドターンをすることになります。
サイドターンですか...そうですか...
...も,もうダメぽ..._| ̄|○
おとーさん,いきなり思いっきり挫けてます(笑)。
今回,サイドターンはないだろ...あってもせいぜい180度ターンぐらいだろ...と勝手に思い込んでたおとーさん,サイドの調整すらしてませんでした。シンプルな高速区間とテクニカル区間のメリハリのある,非常にジムカーナらしい素晴らしいコース設定ですよ,ええ。
慣熟歩行でもみなさんほとんどこのパイロン区間に釘付け。
外周区間は人もまばらなのに,この部分だけラッシュ時の京橋駅のような混雑(どこやねん,それ)。腰をかがめる人,地面をベタベタ触る人,やたらとグルグル回る人,空中ハンドル切りながら歩く人...ヘンな人がいーっぱい(笑)。
それにしてもこの真ん中のパイロン。回るの難しそうです。
前日に何かイベントでもあったんでしょうか,パイロン周辺の路面にはラバーがべったりついていて,かなりひっかかりそうなカンジ。その上,この区間全体に結構な傾斜があって,ターン進入は斜面を上る形になる。さらにさらに,パイロン区間1本目の進入パイロンからこの真ん中のパイロンまでだいたい13.5mぐらいしかない。サイドターンへの助走距離としてはかなり短い距離です。
おとーさんも,助走距離が長ければ,超ヘタクソですけどサイドターン,たいていは回れます。しかし助走距離が短いターンや,進入にライン上の規制のついたターンではがくっと成功率が下がって,特に本番ではこれまで全てミスってます。
例えば,昨年度のミドル最終戦。名阪ABコース・ストレートエンドを左に折り返してから右に180度のサイドターンをする部分がありましたが,この時はもうちょっと助走距離が長くっても(約14.8m)やっぱりミスってパイロンにお触りしてます。
昨年度の第2戦,TSCOさんが設定した名阪Cコースのフリーターン。左に折り返して,今回とほぼ同じ助走距離でそのまま左にターンするところで,一人だけ右に無理やりターンしようとして失敗。左右のドラシャを同時に痛めました。
一方で,今年度ミドル第2戦,名阪Eコースの中央広場で変形8の字ターンをする設定では,比較的パイロン間の距離が長く(約23m),超ヘタクソですが一応ターンは回ってます。
助走区間の短いこのターンの成否が勝負を左右しそうな,イヤな予感です...
でもおとーさん,外周の高速区間はそれほど遅くないはず。
得意な外周高速区間でどれくらい稼いで,苦手なパイロン区間での取りこぼしをいかに少なく抑えるか,これがおとーさんの本日の作戦です...って,それだけかよ作戦。頭わりーな。
とゆーことで,期待と不安で胸がドキドキ壊れそうになりながら1本目のスタート。
セッティングはいつものドライセッティングで,変わっているのはフロントタイヤのコンパウンドがWTHという新しいタイプのものになっているぐらい。ターンに備えてリアのエア圧を高めに上げようかと思いましたが,外周でリアが不安定になるのがイヤだったので,あえて普通のエア圧にしました。
スタートラインについて...結構すぐにスタートフラッグが振られます。
よし!よーし!
いつものようにわざと大声を出して自分に気合いを入れ,走り出します。
若干ホイールスピンしながらのスタート。すぐに2速→3速まで上がります。
と,間もなく1コーナー。
ブレーキングしながらギアを2速に。
リアがすーっと流れて自分の狙った通りのラインで1コーナーに進入。
うーん,ええカンジや ( ̄ー ̄)
一瞬ですが,すかさずスロットルを床まで踏み抜き。
続く2コーナーで1速に落とすかどうか迷いましたが,1コーナーにうまく入れてエンジン回転も比較的高かったため,2速のままで左に折り返し縁石を踏みながらコーナリング。そのまま全開でストレートをかっ飛びます。
そして3速全開からブレーキングしつつ複合の3-4コーナーへ。
ブレーキを浅く踏むように,最後まで残すように意識しながら,3コーナーイン側の縁石をかすめて4コーナーに。2速→1速とシフトダウンし,リアがうまく流れてイン側の縁石に乗りながらS字コーナーに進入。
ここからがこのコースのキモ。名物S字コーナー。
コーナーのインの縁石にきっちり乗るように,それでいてスロットルをできるだけ長く全開にできるように攻めます。しかし自分で思ってるよりもラインは若干甘めやな。
※ただ,スタートからS字を抜けるまでの区間タイムは,何と,2本目の途中までずっとおとーさんが1位だったみたい
さあて,いよいよ問題のパイロンセクション。
1本目のパイロンへの進入はまあ問題なさげ。
ブレーキングでミスることなく,まあまあの角度・速度でパイロンからもそれほど離れずにパイロンセクションに入ります。
しかし...
折り返した途端,もう目前に次のパイロンが見えてます。
うぅ,近すぎる...(;´д⊂)
パイロンが林立する中,どこをどう走ったらいいのか全くラインが見えません。やむなく,若干車をアウトに振りながら少し加速し,ブレーキングしながらステアを目いっぱい切り,サイドを引いて...
しかし...リアがドッドッドッとひっかかるような感触と,フロントがそのまま進行方向にアンダーで逃げていくのを感じます。あの,サイドがうまく行く時の「クルン」と回る感覚がありません。
うぐっ...失敗や...
少なからず焦りつつとりあえずそのままスロットルを踏みますが,フロントがそのままアンダーで外に逃げていくだけ。仕方なくパーシャルで向きが変わるのを待ち,脱出方向に向いたと同時に踏み込みますが...
3本目のパイロンを抜ける際に,次のパイロンを意識してラインを取ることができず,オーバースピードで抜けてしまい,ストレート部分に出たところでそのままコースアウトしそうになり,慌ててブレーキング...
万事休す。こんなところでブレーキ踏んだらもうダメです 。・゚・(つД`)・゚・。
でもあきらめずに最後まで走らないと...
いったんほとんど車を停めてしまったために,その後のライン取りは楽になってしまい,アドバンコーナーにも比較的余裕を持って入ることができます。
奥のヘアピンも2速→1速とシフトダウン。リアがちょうどいい具合に流れて狙った通りのラインをトレース。
3速から再び2速に落としながらシケインへ突入。
さあ,ここまで来ればもうあとちょっと。
最終コーナーはややブレーキを余し気味に進入してしまうも早めにアクセルを踏んで脱出。パイロンを1本かすめてゴール!
・・・・・・
途中で大失敗してますが...なぜかタイムはこの時点で2位。
1位もウチのクラブのS屋さんなので,WIZARD勢のワンツー状態!
と思いきやこの後,すでに今季ミドルのチャンプが決まっているHNさんとHYさんが間に入ってきて,1本目終了時点でおとーさんは4位ということになりました。
しかし,失敗している部分は極めて明白。
他の部分,特に前半の区間タイムはおとーさんがトップ。2本目でサイドさえ決まれば,パイロン区間でアホーなミスをしなければ,今度こそ表彰台はもう目前です。
さあ,2本目に向けて大いに期待がふくらみます。
(→"おとーさんin Suzuka (その2)" につづく)
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