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1年の終わりに


去年はこの年末の押し詰まった時期にまた追突事故に遭ったりしてたわけですが(笑),今年は何とか無事に越せそうです。不惑インテ号も新しいエンジンオイルをおごってもらってガレージでぬくぬくと年越しを迎えています。


1年の終わりですので,せっかくですから(別にせっかくということもないが),これまでの自分の戦績を振り返ってみたいと思います。


まずは去年まで。

不惑インテ号を手に入れて,自分的には(笑)鳴り物入りのジムカーナ公式戦復帰でしたが。

しかし10年以上のブランクはやはりシビア。中間タイムでたまに名前を呼ばれることはあっても,最終的な結果としては全く鳴かず飛ばず。10位にすべり込んで年間シリーズポイントを「1点」だけもらって大喜び,というのがやっとこさ。

でも今から思うと,経験値を積み重ねる上では非常に大事な1年でした。

何せ10年以上も前の参戦経験なんて競技車両もレギュレーションも違うので全然アテにならない。しかも一人ぼっちで勝手に走ってたので,何もしっかりした記憶が残ってない。要するに全くイチから始めた若い初心者さんと一緒。

たった4戦しか出られませんでしたが,師匠にいろいろ教えてもらいながら参戦した1戦1戦が非常に大きな勉強でした。


シーズンオフの間もいろいろ悩んで走り込み。
さて,そうやって迎えた今年の開幕戦(3月12日)。

場所は名阪Cコース。ちょー寒い上に1日中ずっと雨。路面は終始ウェット。
ただコースは,おとーさんが苦手なパイロンがらみの細かいターンがなく,雨中とはいえ比較的スッキリ走りやすい設定。

師匠のレクチャーをしっかり頭に入れ,とにかく丁寧に,でも攻めるとこはキッチリ攻めて,結果は4位という自己最高位。トップまでは0.7秒差。
そして今年は結局この4位が最高位になったわけですが(笑)。


やっと少し自分の走りに自信を持てるようになって望んだ第2戦。4月30日。

非常にいいお天気でなかなかの高速コース設定でしたが,初めて走る名阪Eコースは何だかタイミングが合わず苦手感が残りました。

周りの人が1速で走るところをわざわざイチビって2速で走ったり,ラインを変えて走ったりしたところは結局全て裏目に出て,「ヘンに個性を追求せず,オーソドックスに走る方がよっぽど速い」という教訓を得ました(笑)。
また,この辺りから自分の走りの特徴がようやっと自覚できるようになってきました。
結果は5位と0.001秒差の6位。トップとの差は1.4秒。


そして,初めて3戦連続して出場の第3戦。5月28日。

名阪Cコースのお天気は曇で,時々お日様が顔を出してました。
第1戦・第2戦と連続して入賞できたため,かなり自信を持って臨んだ第3戦。しかも,コースはパイロンがらみの細かい部分がない高速コース設定。「今度こそ表彰台はもらった」と心中ニヤリ ( ̄ー ̄)としましたが...

1本目は気合いを入れ過ぎて,走り始めてすぐに大スピンで没。
2本目,ガソリン残量がほとんどないことに走行直前に気づきながらそのまま走行し見事にガス欠症状を初体験。

結果は6位まで0.12秒差の7位。トップまでは1.3秒差。今期最低位でした。
走り出して3コーナーぐらいまでは抑え気味に走ることと,ガソリン残量には必ず気をつけ,早めに給油しておくこと,2大教訓を得ました。


姫路セントラルパーク駐車場で開催の第4戦はパス。
駐車場にパイロンを並べただけのパイロン・ジムカーナ。おとーさんはパイロンアレルギーですので出ててもまず成績は出なかったと思われます。


で,次は7月23日の第5戦。再び舞台は名阪Cコース。

この日初めてウチの家族が監視というか応援に名阪スポーツランドまでやってきました。
で,初めて家族の前で走ったおとーさんですが...

1本目はまた気合いが入りすぎて2番目のコーナーで大アンダー。コースアウトしそうになりながら何とか立て直し,その後は無難に走って何とか5番手タイム。
午後から高確率で雨の予報でしたがN2クラスまでお天気はもち,結果的には2本目でタイムダウンして最終結果はギリギリ6位。トップとのタイム差は1.5秒。
やはり島回りなどの細かいセクションが致命的に遅く,高速部分で稼いだタイム差を吐き出してました。

そして,また,走リ出してすぐのうちは抑え気味に走る,という鉄則を再確認させられましたよ。ハイ。


8月に予定されていた第6戦は主催者さんの都合でキャンセル。家庭の事情で(笑)なかなか連続して出場できないおとーさんにとってはちょうどいいインターバルになりました。

そしてシリーズで唯一,鈴鹿サーキット南コースで行われた第7戦。9月24日。

おとーさん,ここまで公式戦を1年半ほど走って,

「コースの外周を使った高速区間は結構トップの人に負けないぐらい速いのに,島回りとかパイロンを使ったサイドターン区間とか細かい区間が致命的なぐらいヘタクソで,そのために順位が伸びない」

という自分自身の長所短所をハッキリ自覚できるようになっていたため,鈴鹿南の高速コースは「今シリーズ中最大の表彰台のチャンス」とばかりに,めっちゃくちゃ気合い入ってました。家族も応援に来ている(2回目 --笑--)中,何とかいいとこ見せようとがんばりました。

しかし...

確かに高速区間のタイムは表彰台圏内でしたが,中間部分のパイロン区間で見事に沈没(後にサイドが明らかに片利きしてたことが判明 --笑--)。

結果は5位。トップまでは1.1秒差。


得意なはずの鈴鹿南で結果が出なかったためかなり落ち込んだおとーさんでしたが,まあ,ここまでくればもう気楽に楽しもうと開き直って迎えた最終戦(第8戦)。
秋の気配も濃い10月15日,名阪Eコースにて開催。

しかし,たまたま仕事が非常に多忙でほとんど準備もできず,体調もこれまでで最悪な中での参戦となってしまいました。しかもコースは苦手感のある名阪Eコースですから,まあ最初からダメダメな雰囲気が漂っていましたが,今回は言い訳のネタはたくさんあるからいいや,と開き直って(笑)。

1本目は体調も何も関係なく1コーナーでまた大スピンして終了。しかもこの日はコースが長いので最後まで体力も集中力も続かない。もうしっちゃかめっちゃかの情けない走り。
かなり反省して,師匠に電話でアドバイスもらってタイヤも換えての2本目。
やはり体力的にきつく,ヘロヘロの走りになってしまい,結局トップから1.4秒離れた6位で終了。アンタ,6位好きね(笑)。


・・・・・・


結局,開幕戦の4位が最高位で,表彰台には届きませんでした。
年間シリーズポイントでも惜しいところで6位を逃し,シリーズ7位で終わりました(有効ポイント6戦で計算)。


まあ,今一つ伸びなかった1年と言えばそれまでですが。


でも,1ポイントしかとれなかった昨年と比べれば,今年は全戦でポイントはとれましたし,少なくとも自分が一応表彰台を狙える位置にいることを確認できました。
第2戦の後ぐらいから,自分の走りの長所短所をかなり自覚できるようになり,夏ごろからやっと,それが昨年から師匠に指摘されていた問題箇所と結びついて,自分なりに理解できるようになりました。具体的な要素に対して,自分なりに対策というか基礎練を工夫するようになったのも夏ごろからでした。まあ,まだその成果は全然出てませんがね(笑)。


そういう意味では来年につながる1年ではあったように思います。


さあ,来年は...

表彰台に乗り,さらにその一番高いところを目指せるのでしょうか...

おとーさんの煩悩を打ち払う除夜の鐘の音が遠くから響いて来ます。


みなさま,今年も1年間,ありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いします ('◇')ゞ


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