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2005年 > 1月24日
雪・あたり・バッタリ
今回の日記のタイトルとしては,「雪とホイールと私」とか,「私を峠へ連れてって」とか,「まがり雪」とか,他にもいろいろ考えたのですが...ええ,これだけで今回のストーリー,もうお分かりでしょ?
ケチなおとーさんは,タイヤが減るのを避けるため,昔から雨や雪の中で練習するのが大好き。
とゆーのも,昔乗ってたSW(MR2)って,リアのタイヤがメチャクチャ減るんですよ。しかも,普段練習してた山奥の資材置き場みたいな広場の路面がまたヤスリみたいな荒い舗装で。普通にドライで練習すると,一晩でワイヤー出たこともあるぐらい。これじゃいくらタイヤ替えてもキリがありません。
そこで,雨天練習。これだとタイヤの減りが若干マシ。しかもより低速でクルマの限界を超えられるので,ビビリのおとーさんにはうってつけの条件。たまたま1993年のシーズンは雨が多かったので,本当によく雨の中で練習してました。
そしてさらに積雪時の練習。これだと全然タイヤが減りません。グリップも全然しませんがね(笑)。まあ,ビンボーなおとーさんにはうってつけ。練習場までの行き帰りの道中にはかなり神経を使いますが,広場に着いてしまえばスピンしようがアンダー出そうが問題なし。
つーことで12年前のシーズンも,雪に飢えたボーダーのように,雪が降りそうな天気になると,そそくさと仕事を終え,山奥に走りに行っておりました。
その後,雪の多い異国で生活していた時も,冬の間はずっとオールシーズンタイヤ(半スタッドレス)でサイド引きまくって遊んでましたし,生粋の雪国の人間ではないものの,積雪路や凍結路には比較的自信を持っておりました。
しかし...
雪をなめてはいけません。特に黄色い雪は危険(by Frank Zappa)...違うか。
競技活動再開にあたり,おとーさんには,とにかくたくさん走り込んでクルマの限界近くの感覚を身体に叩き込むことが必要。ただ単に峠を流してたんじゃ意味ないし,走れるのは仕事帰りの平日夜だけだし,どうしてもクルマは雪を求めて北へ向かうことになりますな。
幸い,暖冬暖冬と言いつつ最近では結構冷え込む夜もあるので,山間部まで行けば凍結や雪に出会うことができます。
先日も,「午後から気圧配置が冬型になり山間部では雪になるでしょう」という天気予報を聞いたおとーさんは,速攻で仕事を片付け,ガスを満タンにしてそそくさと不惑インテ号を北へ走らせたのでした。タイヤはノーマルのまま(バカ)。
案の定,途中から雪が降り出し,あたりがすっかり暗くなる頃には路面も真っ白に。どうも単なる積雪だけではなく,降り初めの頃に融けた雪が凍り,路面が部分的に凍結して,かなり滑りやすい状況になっているようです。普通は引き返すか,スピードをグッと落として安全運転に徹するとこですが,この頭のネジが数本抜けたバカオヤジは結構なスピードのまま通い慣れた練習場所へ。
...そしてあろうことかサイドターンの練習をおっ始めます ((((゜Д゜;))))
しんしんと降り積もる雪の中,サルのようにグルグル回るノーマルタイヤのインテグラ。車内には額に汗を浮かべ恍惚とした表情でサイドブレーキをガコガコ引きまくる狂人が一人。こ,怖い光景だ。いくらタイヤが減らないつっても,こんな時にこんなところで練習しなくてもよかろうに...
270度に360度に8の字に...進入でキチンと荷重を動かしさえすれば,何つっても雪の上ですからクルマは面白いように回ります。しかも路面のグリップはほとんどゼロに近いですから,少々無理したってドラシャも全然平気。
...しかし
調子に乗りすぎて,ターンの進入でステアリングを切ったままブレーキをラフに踏みすぎ4輪ともロック...頼んだぞABS!
って,ABSなんてついてねーよ,このクルマ (;´д⊂)。
自らの足でグリップを取り戻すべくポンピング!ポンピング!
しかし無情にも不惑インテ号はそのまま斜めにツツツ〜っと滑って...ガツン!
見事に右のフロントが路肩の縁石とゴッツンしました。
「あわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ」
あわてたオヤジは,あわててクルマから降り,あわてて右のフロントあたりを確認しようとしますが...
ずって〜ん!
...足が滑って転びましたとさ (;´д⊂)
雪の中にばったりと倒れ込んだおとーさんの脳裏には,なぜか「ゆきあたりばったり」という言葉が浮かんで消えました。
教訓:
雪道ではせめてスタッドレスをはきましょう
つか,雪道でサイドターンの練習するのは止めましょう
幸い,純正ホイールが曲って衝撃を吸収してくれたようで,見たところ足回りに大きなダメージはなさそう。スピードも低かったし。でもせっかくこれまでアライメントそろっていたのに,右フロントだけトー・アウトになっちまったみたい...(泣) 週末の練習会までにアライメント修正しないと。
そして昨日の日曜日。
やはり行きました。
厄除けのお払いに。ちゃんとお金払って,本殿に上がって,破魔矢も持って帰ってきましたとも。
神様の前で誓ったことは...「雪道でノーマルタイヤで練習するのは止めます」...
当り前やっちゅうねん!
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雪・あたり・バッタリ
今回の日記のタイトルとしては,「雪とホイールと私」とか,「私を峠へ連れてって」とか,「まがり雪」とか,他にもいろいろ考えたのですが...ええ,これだけで今回のストーリー,もうお分かりでしょ?
ケチなおとーさんは,タイヤが減るのを避けるため,昔から雨や雪の中で練習するのが大好き。
とゆーのも,昔乗ってたSW(MR2)って,リアのタイヤがメチャクチャ減るんですよ。しかも,普段練習してた山奥の資材置き場みたいな広場の路面がまたヤスリみたいな荒い舗装で。普通にドライで練習すると,一晩でワイヤー出たこともあるぐらい。これじゃいくらタイヤ替えてもキリがありません。
そこで,雨天練習。これだとタイヤの減りが若干マシ。しかもより低速でクルマの限界を超えられるので,ビビリのおとーさんにはうってつけの条件。たまたま1993年のシーズンは雨が多かったので,本当によく雨の中で練習してました。
そしてさらに積雪時の練習。これだと全然タイヤが減りません。グリップも全然しませんがね(笑)。まあ,ビンボーなおとーさんにはうってつけ。練習場までの行き帰りの道中にはかなり神経を使いますが,広場に着いてしまえばスピンしようがアンダー出そうが問題なし。
つーことで12年前のシーズンも,雪に飢えたボーダーのように,雪が降りそうな天気になると,そそくさと仕事を終え,山奥に走りに行っておりました。
その後,雪の多い異国で生活していた時も,冬の間はずっとオールシーズンタイヤ(半スタッドレス)でサイド引きまくって遊んでましたし,生粋の雪国の人間ではないものの,積雪路や凍結路には比較的自信を持っておりました。
しかし...
雪をなめてはいけません。特に黄色い雪は危険(by Frank Zappa)...違うか。
競技活動再開にあたり,おとーさんには,とにかくたくさん走り込んでクルマの限界近くの感覚を身体に叩き込むことが必要。ただ単に峠を流してたんじゃ意味ないし,走れるのは仕事帰りの平日夜だけだし,どうしてもクルマは雪を求めて北へ向かうことになりますな。
幸い,暖冬暖冬と言いつつ最近では結構冷え込む夜もあるので,山間部まで行けば凍結や雪に出会うことができます。
先日も,「午後から気圧配置が冬型になり山間部では雪になるでしょう」という天気予報を聞いたおとーさんは,速攻で仕事を片付け,ガスを満タンにしてそそくさと不惑インテ号を北へ走らせたのでした。タイヤはノーマルのまま(バカ)。
案の定,途中から雪が降り出し,あたりがすっかり暗くなる頃には路面も真っ白に。どうも単なる積雪だけではなく,降り初めの頃に融けた雪が凍り,路面が部分的に凍結して,かなり滑りやすい状況になっているようです。普通は引き返すか,スピードをグッと落として安全運転に徹するとこですが,この頭のネジが数本抜けたバカオヤジは結構なスピードのまま通い慣れた練習場所へ。
...そしてあろうことかサイドターンの練習をおっ始めます ((((゜Д゜;))))
しんしんと降り積もる雪の中,サルのようにグルグル回るノーマルタイヤのインテグラ。車内には額に汗を浮かべ恍惚とした表情でサイドブレーキをガコガコ引きまくる狂人が一人。こ,怖い光景だ。いくらタイヤが減らないつっても,こんな時にこんなところで練習しなくてもよかろうに...
270度に360度に8の字に...進入でキチンと荷重を動かしさえすれば,何つっても雪の上ですからクルマは面白いように回ります。しかも路面のグリップはほとんどゼロに近いですから,少々無理したってドラシャも全然平気。
...しかし
調子に乗りすぎて,ターンの進入でステアリングを切ったままブレーキをラフに踏みすぎ4輪ともロック...頼んだぞABS!
って,ABSなんてついてねーよ,このクルマ (;´д⊂)。
自らの足でグリップを取り戻すべくポンピング!ポンピング!
しかし無情にも不惑インテ号はそのまま斜めにツツツ〜っと滑って...ガツン!
見事に右のフロントが路肩の縁石とゴッツンしました。
「あわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ」
あわてたオヤジは,あわててクルマから降り,あわてて右のフロントあたりを確認しようとしますが...
ずって〜ん!
...足が滑って転びましたとさ (;´д⊂)
雪の中にばったりと倒れ込んだおとーさんの脳裏には,なぜか「ゆきあたりばったり」という言葉が浮かんで消えました。
教訓:
雪道ではせめてスタッドレスをはきましょう
つか,雪道でサイドターンの練習するのは止めましょう
幸い,純正ホイールが曲って衝撃を吸収してくれたようで,見たところ足回りに大きなダメージはなさそう。スピードも低かったし。でもせっかくこれまでアライメントそろっていたのに,右フロントだけトー・アウトになっちまったみたい...(泣) 週末の練習会までにアライメント修正しないと。
そして昨日の日曜日。
やはり行きました。
厄除けのお払いに。ちゃんとお金払って,本殿に上がって,破魔矢も持って帰ってきましたとも。
神様の前で誓ったことは...「雪道でノーマルタイヤで練習するのは止めます」...
当り前やっちゅうねん!
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