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2004年 > 12月6日
ドリドリ練習会
復帰後2回目の練習会に行ってきました。
そしてその感想は......すんごい楽しかった━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!! (またかよ)
前回の練習会で少し競技車の走らせ方を思い出したところで...今回の課題は,何といってもサイドターン*。選んだのは初心者向けのパイロンコース**での練習会。
とにかく前回の練習会では270°のパイロン回りが全く決まらなかったので,今回はそれが最大の課題でした。
関西のジムカーナ競技会は名阪スポーツランド,つまりカートコース***で開かれることが多く,他の地域よりパイロンをサイドターンで回る機会は少なめですが,それでもコースのどこかにパイロンが置いてあってサイドターンがからむケースはしばしばあります。競技に出る上でパイロン回りのサイドターンは必須テクと言えるでしょう。
練習会に先立って,U氏が貸してくれた某有名ジムカーナ選手の教則ビデオをテープが伸びるんじゃないかというぐらい繰り返し見て勉強します(おいお
すると...おとーさんとやり方が全然違います。目からウロコが落ちるとはこのようなことを言うのでしょうか。どうも,おとーさん,FF車のサイドターンをだいぶ勘違いしていたようです。
まず進入の角度が全然違う。
サイドブレーキを引くタイミングも全然違う。
ステアリングの切り方も切る量も全然違う。
サイドブレーキを離すタイミングも全然違う。
これじゃ,回れないのが当り前。(;´д⊂)
やはり以前のSWでのサイドターンの影響がまだまだ濃厚に残っていたようです。
ビデオをイヤになるほど繰り返し見た次の夜,峠へ残業しに行きます。
ビデオのタイミングを峠道で再現してみます。すると...おっ,簡単に回るじゃねーか。
しかし峠道ではガードレールが気になって思い切り回ることはできません。公道で無茶はしないのが大人のマナー。練習会の本番で思いっきり練習しましょう。 っつーかサイドブレーキ引きながら道を走ってる時点で普通は無茶なことですが(汗)
・・・・・・
で,練習会当日。
あめ−−−−−−−−−−!そして,かぜ−−−−−−−−−!
寒い−−−−−−−−−−!!!
.....すごい荒天に恵まれました。
いや,まあこういう日はいくら走ってもタイヤがあんまり減らないし(グリップもしないが),クルマの駆動系にも負担が少ないので,おとーさん,雨は決して嫌いではありません。滑りやすいけど,運転のアラが出やすい条件とも言えるので,サイドターンの練習にはもってこいでしょう。気合を入れて走りましょう。
コースは名阪SLのDコース。
ここはただのだだっ広い広場で,大きな競技会の時には駐車場に使われるところです。縦に少し細長い形をしていて,奥に行くほど少し下っています。ここに8本のパイロンがほぼ一列に並べられ,ここを右に左にグルグル回るコース設定です。本当に早く走ろうと思えばサイドを引くのは2-3ヶ所ですが,やろうと思えばコースのあちこちでサイドを引くことができます。
うわーい!サイド引きまくり━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
どしゃ降りの雨の中,走り始めます。
最初はまた「サイド引いても全然回らないのでは」とドキドキしてたんですが...結果はあっけないほど簡単に回りました。回りすぎてハーフスピンしましたがね...(汗)
3本走って,他のグループと入れ替わって休憩,そしてまたしばらくして3本走行,というパターンを何回も繰り返します。何回走ってもサイドターンはちゃんと回りました...良かったぁ。まあ,今回はSタイヤを使わず普段の練習用ラジアルで走ってたのでそのおかげもあるでしょうがねぇ...
ただ,一番奥の,つまり一番標高の低いところのパイロンを回る時はブレーキをコントロールするのもサイドターンの脱出の方向付けも非常に難しくて,何度もブレーキをロックさせてしまいました。新たな課題ですな。いや,そういえば昔,SWで走ってた時にもよくCコースの1コーナーの突っ込みでロックさせたよなあ...ツッコミの甘さは昔からの課題か。
この練習会の主催者である全日本のS選手はとても気さくな方で,向うからお声をかけていただいた上,同乗走行だけでなくいろいろ個人的にお話もさせていただいて感謝感激。S選手の競技車(おとーさんと同じインテグラ)の助手席にもちゃっかり乗せていただき全日本選手のクルマと走りを体験させてもらいました。豪雨の中,ばっちりスピンされてましたが,あれはすかさずツッコミを入れるべきだったんでしょうか(笑)。
でも一番奥のパイロンの進入,スライドの処理,脱出時のトラクションなどはやはり素人とは全然異次元。なぜあのスピードで入って行って,きっちり回って,あの加速で出てこれるのか...右回りでも左回りでもパイロンとの距離はぴったりだし...しかも路面は川みたいな状態で。
今回の練習会の課題は「コーナーの進入時に目線をすでに脱出方向へ向けておく」ということになっており,ちょうど脱出方向のコース外に目印となるパイロンが置かれていて,これも絶妙でした。どうしてもコーナリングの進入ではクリップばかり見てしまい,脱出のことを考えた進入ができなくなりがち。進入時から脱出方向のパイロンに視線を置くことで自然と脱出に適した方向にリアの向きを変えながらクリップにつけるようになりました。
午後からはちょっと晴れ間も出て,タイム計測も行われました。
完全に路面が乾いた状態での入魂の1本は,フライングしてしまってタイムが残らず(泣)。その後はまた雨が降り出してしまいましたが...今回の練習会の中では割に速い方だったようです。因みにS選手が出されたタイムは助手席に人が乗っていたにもかかわらずやはり異次元のものでした(汗)。
...てなわけで,一日たっぷりサイドをひきまくって,ドリドリしまくって,「お腹いっぱい (´∀`)」という感じで家路につきました。
今回の課題であったサイドターンに関しては,だいぶコツをつかんだ気がします。とはいえ,今回はSタイヤは使わず練習用タイヤのみで走っていたので,できればもう一度キチンとSタイヤで,本番用のセッティングで練習しておきたいところ。今回と同じシリーズの練習会が1月末にあるので,それに出たいなぁ...でも嫁許可が出るかなぁ...f(^-^;)
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ドリドリ練習会
復帰後2回目の練習会に行ってきました。
そしてその感想は......すんごい楽しかった━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!! (またかよ)
前回の練習会で少し競技車の走らせ方を思い出したところで...今回の課題は,何といってもサイドターン*。選んだのは初心者向けのパイロンコース**での練習会。
とにかく前回の練習会では270°のパイロン回りが全く決まらなかったので,今回はそれが最大の課題でした。
関西のジムカーナ競技会は名阪スポーツランド,つまりカートコース***で開かれることが多く,他の地域よりパイロンをサイドターンで回る機会は少なめですが,それでもコースのどこかにパイロンが置いてあってサイドターンがからむケースはしばしばあります。競技に出る上でパイロン回りのサイドターンは必須テクと言えるでしょう。
練習会に先立って,U氏が貸してくれた某有名ジムカーナ選手の教則ビデオをテープが伸びるんじゃないかというぐらい繰り返し見て勉強します(おいお
すると...おとーさんとやり方が全然違います。目からウロコが落ちるとはこのようなことを言うのでしょうか。どうも,おとーさん,FF車のサイドターンをだいぶ勘違いしていたようです。
まず進入の角度が全然違う。
サイドブレーキを引くタイミングも全然違う。
ステアリングの切り方も切る量も全然違う。
サイドブレーキを離すタイミングも全然違う。
これじゃ,回れないのが当り前。(;´д⊂)
やはり以前のSWでのサイドターンの影響がまだまだ濃厚に残っていたようです。
ビデオをイヤになるほど繰り返し見た次の夜,峠へ残業しに行きます。
ビデオのタイミングを峠道で再現してみます。すると...おっ,簡単に回るじゃねーか。
しかし峠道ではガードレールが気になって思い切り回ることはできません。公道で無茶はしないのが大人のマナー。練習会の本番で思いっきり練習しましょう。 っつーかサイドブレーキ引きながら道を走ってる時点で普通は無茶なことですが(汗)
・・・・・・
で,練習会当日。
あめ−−−−−−−−−−!そして,かぜ−−−−−−−−−!
寒い−−−−−−−−−−!!!
.....すごい荒天に恵まれました。
いや,まあこういう日はいくら走ってもタイヤがあんまり減らないし(グリップもしないが),クルマの駆動系にも負担が少ないので,おとーさん,雨は決して嫌いではありません。滑りやすいけど,運転のアラが出やすい条件とも言えるので,サイドターンの練習にはもってこいでしょう。気合を入れて走りましょう。
コースは名阪SLのDコース。
ここはただのだだっ広い広場で,大きな競技会の時には駐車場に使われるところです。縦に少し細長い形をしていて,奥に行くほど少し下っています。ここに8本のパイロンがほぼ一列に並べられ,ここを右に左にグルグル回るコース設定です。本当に早く走ろうと思えばサイドを引くのは2-3ヶ所ですが,やろうと思えばコースのあちこちでサイドを引くことができます。
うわーい!サイド引きまくり━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
どしゃ降りの雨の中,走り始めます。
最初はまた「サイド引いても全然回らないのでは」とドキドキしてたんですが...結果はあっけないほど簡単に回りました。回りすぎてハーフスピンしましたがね...(汗)
3本走って,他のグループと入れ替わって休憩,そしてまたしばらくして3本走行,というパターンを何回も繰り返します。何回走ってもサイドターンはちゃんと回りました...良かったぁ。まあ,今回はSタイヤを使わず普段の練習用ラジアルで走ってたのでそのおかげもあるでしょうがねぇ...
ただ,一番奥の,つまり一番標高の低いところのパイロンを回る時はブレーキをコントロールするのもサイドターンの脱出の方向付けも非常に難しくて,何度もブレーキをロックさせてしまいました。新たな課題ですな。いや,そういえば昔,SWで走ってた時にもよくCコースの1コーナーの突っ込みでロックさせたよなあ...ツッコミの甘さは昔からの課題か。
この練習会の主催者である全日本のS選手はとても気さくな方で,向うからお声をかけていただいた上,同乗走行だけでなくいろいろ個人的にお話もさせていただいて感謝感激。S選手の競技車(おとーさんと同じインテグラ)の助手席にもちゃっかり乗せていただき全日本選手のクルマと走りを体験させてもらいました。豪雨の中,ばっちりスピンされてましたが,あれはすかさずツッコミを入れるべきだったんでしょうか(笑)。
でも一番奥のパイロンの進入,スライドの処理,脱出時のトラクションなどはやはり素人とは全然異次元。なぜあのスピードで入って行って,きっちり回って,あの加速で出てこれるのか...右回りでも左回りでもパイロンとの距離はぴったりだし...しかも路面は川みたいな状態で。
今回の練習会の課題は「コーナーの進入時に目線をすでに脱出方向へ向けておく」ということになっており,ちょうど脱出方向のコース外に目印となるパイロンが置かれていて,これも絶妙でした。どうしてもコーナリングの進入ではクリップばかり見てしまい,脱出のことを考えた進入ができなくなりがち。進入時から脱出方向のパイロンに視線を置くことで自然と脱出に適した方向にリアの向きを変えながらクリップにつけるようになりました。
午後からはちょっと晴れ間も出て,タイム計測も行われました。
完全に路面が乾いた状態での入魂の1本は,フライングしてしまってタイムが残らず(泣)。その後はまた雨が降り出してしまいましたが...今回の練習会の中では割に速い方だったようです。因みにS選手が出されたタイムは助手席に人が乗っていたにもかかわらずやはり異次元のものでした(汗)。
...てなわけで,一日たっぷりサイドをひきまくって,ドリドリしまくって,「お腹いっぱい (´∀`)」という感じで家路につきました。
今回の課題であったサイドターンに関しては,だいぶコツをつかんだ気がします。とはいえ,今回はSタイヤは使わず練習用タイヤのみで走っていたので,できればもう一度キチンとSタイヤで,本番用のセッティングで練習しておきたいところ。今回と同じシリーズの練習会が1月末にあるので,それに出たいなぁ...でも嫁許可が出るかなぁ...f(^-^;)
※サイドターン:今さら説明するまでもないですが...サイドブレーキを引きながらクルマをクルっと小回りさせるテクニックのことで,うまくやると同じ場所でクルンクルン何周でも小回りさせることができます。
※※パイロンコース:パイロンというのは工事現場にある赤い三角のコレ→のことで,広い駐車場のような場所にこのパイロンを目印にだーっと並べて,その間をあっち行ったりこっち行ったりするように設定するコースのことです。コースを覚えるのが大変です。
※※※カートコース:パイロンコースに対して,レーシングカート用のミニサーキットで設定したコースのことです。覚えるのは比較的簡単です。
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